アットウィキロゴ
「どうじゃ、細川殿。我々の現在の状況は?」
主催陣営の本拠地である安土城。その天守閣に、織田信長の声が響き渡る。
それに答えたのはいかにも知的な顔立ちをした男、細川幽斎。戦国きっての知識人である。
「ここから観測できる太陽系の惑星の位置、この地の地形など諸々考え合わせますと……ここは太陽系第四惑星、火星と思われます。
そしてつい先ほど、地球は崩壊しました」
「なんと、やはりそうであったか。して、我々をこのような場所にワープさせた者の正体は?」
「それについては全くもって不明です。が、推測だけで申し上げるなら……」
「ボーカロイド勢の誰か、ということか」
信長の問いに、幽斎は黙って頷く。
「ふむ……ボーカロイドを追っていた長宗我部殿とは連絡は取れるか?」
「先ほどから呼びかけを続けていますが、何しろこの広大な太陽系のどこにいるかわかりませんからな。
他の手下の者たちの居場所もまだ特定できません。死者の情報だけは首輪を通じて入ってくるので、
どうやって放送を聞かせるかという問題さえ解決すれば放送は出来るでしょうが」
「その様子では、聖杯の場所や聖杯戦争参加者の動向も掴めておらぬな?」
「申し訳ありません。ただいま、徳川家康殿が率いる隠密隊に探らせておりますが……」
「いや、いい。こんなことは想定外だ。手際が悪くても当然だろう」
信長はそう言って、深いため息をついた。
「それにしても……ボーカロイドどもは確かに不穏な動きをしておったが、せいぜい聖杯戦争に参加している初音ミクと巡音ルカさえ
監視していればよかろうと思っていたが……これはまんまとしてやられたかもしれぬな」
「そういえば、長宗我部殿からの連絡でも、彼らがなにやら我々でも知らない事実をつかんでいるとの話が……」
しばし、息苦しい沈黙が降りた。その沈黙を破ったのは幽斎の一言である。
「話は変わりますが、この安土城に忍び込んできた者たちについてはどう対処します? まもなく本丸にまで侵入してくると思われますが」
「ふむ……奴らのうち、鏡音リンという者は確かミクやルカの妹であったな」
「左様にございます」
「では、侵入者のうちDIOと迷宮兄弟は討ち取れ。ただし鏡音リンについては、傷つけることなく生け捕りにしてここに連れてくるのだ。
聞きたいことが山ほどあるのでな」


【一日目・午後七時/火星・安土城】

【織田信長@戦国時代】
【状態】不明
【装備】不明
【道具】不明
【思考】1:鏡音リンから、ボーカロイドたちのことについて聞き出す

【細川幽斎@戦国時代】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】なし
【思考】
1:信長のサポート
※主催陣営の技術部門担当です
最終更新:2009年07月12日 10:06