聖杯戦争が始まって半日以上が経過した。
彼の者は静かにその戦いを見守る。
「ここまで四組が脱落したか、どうやら順調のようだな」
挑戦者、裏切者、書手(偽)、科学者、落ちたカードはこの四枚。
残ったカードはあと十六枚。
「さて、彼らはどう動くか見ものだな」
モニターに映る参加者を見る男。
まず、剣士と書手、それと近くの狙撃主と狂戦士。
「確か狙撃主は不老不死の薬師だったな、彼女は彼らを治すのかな、それともマスターの指示次第では……まあいい」
次に、マスターと離れ離れになった騎乗手。
「彼は何故、騎乗手なんだ、まあいい、若き虎とともにこのままマスターと再会できるのかな、それとも違う形での再会となるかな」
違うモニターに目を移す男。
「魔術師は英雄を召還したか、主催者側に気付かれていないようだが、まあいい、探求者と合流し情報を手に入れ磐石になった体制だが。
うまく出来過ぎている。このことに彼女らは気付いているのかな」
槍兵の映ったモニターを見る男。
「うほっ、いい男」
次のモニターに映ったのは暗殺者。
「彼が一番聖杯に近い位置にいるが、聖杯の発動はまだだ。それにこのままでは魔力が枯渇するだろう、早くマスターとの合流が大切だろう」
「ここからはイレギュラーか」
まずは釣人、
「あれってどう見てもロボッ……まあいい、移動の足を手に入れたか」
高速兵が映るはずのモニターと打者の映るはずのモニターには何にも映らなかった。
前者はロボライダーになったときにハッキングされる可能性があったため。
後者はマスターがあの
織田信長だ。何をしてくるか分からない。
そのため、彼らの監視はやめた。
復讐者が映った。
「彼のマスターは前のマスターの復讐すべき相手を殺している。あのマスターが殺されたのも面白い因果だな、
それにしても、地球壊しといて何喰わぬ顔で焼肉を食べるとはな、まあいい」
まだ何のクラスか分からないサーヴァントのモニター。
「一番危険なのは彼だろう、マスターとの契約を済ませて、交戦しているようだが、すぐに決着がつくだろう、
他の参加者との接触するのも時間の問題だろう」
最後に映ったのは……
「彼女らは……まあいい」
戦いは続いていく。
一体、誰が聖杯を手に入れるのか?
ズルッ!ズルッ!ズズズズッ!!
……あのう、何を食べてるんですか?
「ソーメンだ。食うか?」
やっぱり、ソーメン! 揖保乃糸!
【?時/???】
【
イナバ製作所社長@現実】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式その他不明
【思考】
1:大・丈・夫!
2:聖杯戦争を楽しんで静観する
3:朝になったら出勤する
※実はこの聖杯戦争の監督役です。
※聖杯がどこにあるか知っています。
最終更新:2009年07月15日 17:58