雛見沢村から遠く離れたとある町中を、古手梨花は逃げていた。
臓物を喰らいつくさんと少女の小さな体を追うのは、そのどれもが異様な姿の数体の怪人。
少女の足で逃げ切れるはずも無く、怪人達に囲まれて梨花は「もう終わりね……」と呟く。
せめて支給されたダイナマイトを使って道連れにしてやろうか……あ、でも私火を持ってないや、などと考えているうちに、どんどん迫る怪人包囲網。
そのときだった。
「ピンチだな!」
凛とした声が、どこかから響き。
「正義の少女がピンチのとき―――」
「え?」と戸惑いの声を上げた梨花の前に、一人の男が現れた。
「今一人の騎士が、天空の彼方より舞い降りる!」
その男は、学ランもマントも仮面も全て真っ白で、日本刀を構え、
挙げ句の果てに犬耳を付けて頭に林檎を乗せているという、極めて不審者としか言いようが無い格好をしていた。
当然ながら呆然とする梨花を尻目に不審者は怪人の群れに突っ込むと、
よく手入れされた日本刀を振り回して、怪人達をスバズバズバッと斬って斬って斬りまくった。
あっという間に、あっさり全滅する怪人達。まあ再生怪人しかり、一度に大量に出た怪人など得てしてこんなものだ。
どうやら、この不審者は自分を助けてくれたらしいと、何とか梨花は理解する。
「あの……ありがとう、おかげで助かったのです」
いまいち不審者と関わり合いになりたくは無かったが、助けられたのは事実なので素直に礼を言う梨花。
「いや、私は正義として当然の行いをしたまでだ。私はサモエド仮面、君の名は?」
と、スマートに返す不審者改めサモエド仮面。
サモエド仮面ってなんだよ!などと言いたいことが無くも無かったが、あえて梨花はスルーした。
「ボクは古手梨花というのです。
ありがとうなのですサモエド仮面。サモエド仮面がいなければ、今頃ボクはあいつらに食べられていたのですよ、にぱー」
「ハッハッハ、礼などいらないさ。さっきも言ったが、私は私が信じる正義のために梨花ちゃんを助けたに過ぎないのだから」
そう言って、快活に笑うサモエド仮面。
格好は変わっているけれど、とりあえず悪人では無いだろうと判断して、梨花は目の前の男を利用することを思いつく。
(圭一達はどこにいるのかわからないし、なぜか羽入もいないし、当面はこの男に守ってもらうのがよさそうね……)
ならば善は急げと、梨花は直ぐ様サモエド仮面に話を持ちかける。
「……あの、サモエド仮面。ボクは友達とはぐれてしまって、一人では心細いのです。
仲間と合流するまででもいいから、ボクと一緒にいてほしいのですよ」
「なんだ、そんなことなら任せておきなさい。このサモエド仮面、困った少女の頼みを断るほど腐ってはいない」
「本当なのですか!?」
(……ちょろいわね)
「ただし、その代わりと言ってはなんだが、私からも一つ頼みがある」
「? 頼み……なのですか?」
まあ、守ってもらうのだから頼みくらいは聞いてやってもいいだろうと判断し、とりあえず梨花は頼みの内容を尋ねることにした。
「ボクにできることなら、喜んでするなのですけど……何をすればいいのですか?」
「ああ、別に難しいことじゃない。誰でもできることだ。そう―――」
「パンツを見せてくれないか」
「…………はぁ?」
【サボテグロン@仮面ライダー 死亡】
【ピラザウルス@仮面ライダー 死亡】
【カニバブラー@仮面ライダー 死亡】
【カブトロング@仮面ライダー 死亡】
【ドクガンダー@仮面ライダー 死亡】
【午後9時00分/金星】
【古手梨花@ひぐらしのなく頃に】
[状態]:健康
[装備]:無し
[道具]:荷物一式、ダイナマイト
[思考]
基本:死にたくない
1:なんなのよ、こいつ……
【サモエド仮面@学園キノ】
[状態]:ロリコン
[装備]:日本刀
[道具]:荷物一式
[思考]
基本:正義とロリのために戦う
1:パンツが見たい
最終更新:2009年07月29日 00:21