「さ、日本に着いたわよ」
「ふう……ありがとうございましたバーディさん。長時間のフライトお疲れ様でした」
久方ぶりの大地の感触を存分に味わいながら、古泉はバーディに礼を言う。
その瞬間、バーディの死亡フラグが発動した。
バーディはなんか銃弾に胸を撃ち抜かれて死亡した。
【バーディ@マクドナルド 死亡確認】
「な、バーディさん!?」
血を流しながら倒れ込んだバーディさんに駆け寄ると、すでに彼女は息絶えていた。即死だった。
一体、誰がこんな事を―――
「私ですよ」
「……!? その声は―――」
背後から聞こえた声に、振り返ろうとする。
が、いつの間に近付かれたのか、がっしりと首を固定されて動かす事ができない。
頸動脈が圧迫されているのを感じる……くそ、迂濶だった。
襲撃者の狙いは判らないが、一気に殺さないと言うことは話し合いの余地はあるはず。
混乱する頭でなんとかそれだけは判断し、なるべく刺激しないように背後の彼女に話しかける。
「あの、できれば放してもらいたいんですが……何か用ですか、朝比奈さん?」
「あら……気付いたんですか、私だって」
「もちろん判りますよ。
SOS団でどれだけ一緒に活動してきた、仲間の声を間違えるわけが無いじゃないですか」
「そうですよね……私達、仲間ですよね」
首に回した腕に、力が込められる。
抵抗すらできないまま、首が絞められていく。
「仲間なのに、私以外の皆は出番がたくさんあるんですよね。私はどのロワでも活躍できないのに。 私だって、皆みたいに目立ちたい―――だから私は、誰よりも目立つために皆を殺すことにしたんです。
誰よりも大切な仲間を自らの手で殺すなんて、いかにも目立てそうな展開だと思いませんか?」
―――全然思いませんよ!
そう叫んだつもりだったが、口からは僅かな呻き声が漏れるだけだった。
ま、まずい……意識……が……。
「だから、
ごめんなさい古泉君。私の為に死んでください―――この、みくるスリーパーホールドで」
あは…は……どうしましょう……打つ…手が……ありませんね……。
キョン……君……涼…宮……さん……長門…さん……皆さんは…どうか…ご…ぶ……じ………で……。
【古泉一樹@涼宮ハルヒの憂鬱 死亡確認】
「あは、結構簡単なんですね。人を殺すのって。―――次は、誰にしようかなあ♪」
【21時00分/金星】
【朝比奈みくる@涼宮ハルヒの憂鬱】
【状態】健康
【装備】拳銃
【道具】支給品一式 不明支給品
【思考】
1:自分より目立つSOS団のメンバーを殺す
2:というか自分より目立ってる奴は皆殺す
最終更新:2009年08月01日 10:33