カオスロワで地球が混乱しているのをこれ幸いと、ザラブ星人は予てよりの悲願であった地球侵略を開始した。
巨大なザラブ星人に、軽々叩き潰されていく自衛隊の戦力。我先に逃げまどう人々。
ああ、地球(誰も気づいて無いけど実際には金星)はザラブ星人の手に落ちてしまうのか―――
「……そうはさせませんよ」
「誰だ!」
無論、そんなわけが無い。
ピンチになればヒーローが飛んでくる。それが地球クオリティである。
今回も毎度のごとく、光の巨人が遠路遥々極悪宇宙人を倒しにやって来た。
「ええい、また新手のウルトラマンか……名を名乗れ!」
「ええと……ウルトラマンイスミとでも呼んでください」
迷子となってM78星雲のウルトラの星を訪れた鷺ノ宮伊澄は、なんやかんやでウルトラマンの力を手に入れ、
母星のピンチを自慢のジェットで救おうと、光の国から僕らのためにやってきたのだ。
「なんだその適当な説明は! なんやかんやってどういうことだ!」
「なんやかんやはなんやかんやです。それはそうとそろそろ三分経つので決めさせてもらいますね」
「まだ格闘してないのに!?」
「えい。
―――八葉六式・イスミウム光線 」
ビビビと放たれた光線が、ザラブ星人に直撃する。
「ぐあああぁぁぁぁぁぁ! おのれ、ウルトラマンよ覚えていろおっ!」
ザラブ星人は爆散した。
せめて、もう一度78ちゃんねるに書き込みたかったと最期に思いながら。
こうして、とりあえずの危機は去った。
人間態に戻り、そういえばぬ~べ~さんやマサキさんやゾロさんはどうしているのでしょうか、
などと呟きながら、伊澄はウルトラの父より与えられた極秘任務のことを思い出す。
(これ以上ゾフィーさんが何かしでかす前に、気絶させてでも連れて帰れ、ですか。
私のような新人ウルトラマンには荷が重い任務ですね……憧れのウルトラマンになれたのだから、できる限りのことはしますけど)
【1日目・午後10時/金星】
【鷺ノ宮伊澄@ハヤテのごとく!】
【状態】疲労(小)
【装備】札
【道具】支給品一式
【思考】
1:
織田信長を倒す
2:ドナルドを滅する
3:ゾフィーを連れて帰る
4:ナギなどの知人を捜す
5:はぐれたぬ~べ~たちを捜す
※三分間のみウルトラマンイスミに変身可能になりました
【ザラブ星人@ウルトラシリーズ 死亡】
最終更新:2009年08月04日 00:37