「ウオォォォォォォッ!!!!」
月夜を仰ぎ、校舎をバックに吠える、一匹の怪物がいた。
その足元には、原型を留めぬまでに破壊された、無様な姿を晒している、一つの死体があった。
怪物の顔には、もはやあっても無くても関係のない、眼鏡がかけられている。
中島だ。
音夢によって瀕死に追い込まれた中島は、人間を捨てて復活したのだ。
事の始まりは、中島の下半身が消滅してからしばらくした後まで遡る。
『死にたくない。』
意識が薄れゆく中、中島はそう一心に思っていた。
彼の元に、一人の天才がやって来たのだ。
その天才は、自らの支給品を試す為に、死にかけの中島を実験材料に選んだ。
天才の支給品・・・Gウィルスを打ち込まれた瞬間、中島の意識は完全に途絶えた。
しかし、その代わりに・・・魔獣は目覚めた。
中島の肉体は、一瞬で変貌を遂げた。
両腕は誇大化し、ゴリラ程の太さに。
その爪は、日本刀程の長さに。
その瞳は、血の紅に変わった。
天才にも、ここまでの効果は予想外だった。自分の手には終えない。
そう思い、逃げ出そうとした時には・・・もはや、手遅れだった。
天才は、中島に捕まれ・・・そして食われた。
そして、中島が天才を捕食してからしばらく経過した時。
中島の下半身が、再生を遂げた。
しかしそれは、もはや人の物ではない。
筋肉が剥き出しになっている、まるで恐竜のような強靭な脚部。
そこから生み出される驚異的な速力には、人間では決して敵わないだろう。
中島が、動き始める。
次なる獲物を求めて・・・
【東京都世田谷区かもめ第三小学校 3日目 23:10】
【中島@
サザエさん】
[状態]:Gウィルスに感染して怪物化。中島の意識はもはやない
[装備]:無し
[道具]:無し
[思考]:
1:誰かを見つけ次第捕食
2:誰かを見つけ次第殺害
【アミバ@北斗の拳 死亡確認】
最終更新:2007年01月13日 13:40