人里離れた山奥に作られた、怪しい秘密基地。
その中に、一人の老紳士の姿があった。
「クウガ、龍騎、ブレイド、ギャレン、カブト、ディケイド……。他にもまだおる……。
まさか平行世界に、これだけの仮面ライダーが存在していようとはな……」
目の前に置かれたいくつものモニターに目をやりながら、男は呟く。
彼の名は死神博士。悪の秘密組織ショッカーの幹部であり、ショッカーに所属する科学者のトップに立つ男だ。
このバトルロワイアルが開始されても、死神博士の目的はそれまでと変わらなかった。
すなわち、ショッカーによる世界征服である。
しかし、彼が置かれた状況は厳しいものだった。
ショッカーの構成員は主催の謎の力により散り散りにされ、首領や他の幹部とも連絡が取れない。
それでも死神博士は、なんとか秘密基地の一つにたどり着いた。
そして情報収集のため、基地に残されていた素材から再生怪人を作り出し世界中に送り出したのである。
しかしさすがの天才・死神博士でも、短時間で作れる怪人の質には限界があった。
そのため生み出された怪人の戦闘力はオリジナルより低下し、すでに半数以上が仮面ライダーやその他の参加者に撃破されてしまっていた。
「偵察が目的なのだから、むやみに戦闘を行わないよう指令を出しておくべきだったか……。
まあ、今更言っても仕方あるまい。それに、やられた連中もデータは十分に送ってくれた」
再び独り言を漏らすと、死神博士はモニターのある部屋から隣の部屋へ移動する。
そこは、彼の研究室であった。そして今、そこでは一体の改造人間が
目覚めの時を待っていた。
「さて……。一刻も早くこのライダーキラーを完成させんとな……。これさえ完成すれば、憎き仮面ライダーどもを皆殺しにできる……。
そしてライダーを倒したあとは、
織田信長だ……。世界を支配する権利があるのは、ショッカーだけだということを教えてやる。
ククク……。ハーッハッハッハッハ!!」
死神博士の狂気を含んだ笑い声は、静かな秘密基地の中にこだましていった。
【一日目・22時/火星・どこかの山奥】
【死神博士@仮面ライダー】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】基本支給品、不明支給品
【思考】
基本:ショッカーによる世界征服
1:ライダーキラーを完成させる
2:「仮面ライダー」を名乗る者は皆殺し
3:主催者も殺す
【ライダーキラー@コンパチヒーローシリーズ】
【状態】完成度70%
【装備】なし
【道具】なし
【思考】
1:(まだ意識がない)
※平成ライダーから収集したデータが使われています
最終更新:2009年08月04日 00:42