「お~お~なかなかいいバトルしとるやないの。
アンタもそう思わんか?」
10/が6/vs12/の戦いを見届けている時、横から声がかけられる。
そこにいたのは6/のレプリカの1人、7/だった。
7/は10/に親しげに話しかけてくる。
「あ、ウチは7/ちゅうもんや。今後よろしゅう~」
「7/……?」
「そや、ウチもとある誰かによってつくられた6/のレプリカの1人や。アンタもそうやろ、10/?」
レプリカであることを明かす7/。
それを聞いて10/は警戒態勢に入る。
6/のレプリカということは11/や12/みたいに襲い掛かってくる可能性があるからだ。
「そんな警戒せんでええ。
ウチはあいつらと違って本物になるために争う気なんてあらへんからの」
「7/さん………もしかして貴方は……」
「そや、ウチもないんよ。
『本物になりたい』という感情が。要するにウチも失敗作というわけやな」
「………」
10/は黙って7/を見る。
まるで思いつめてるようだ。
だが7/はすぐに笑顔を見せて言う。
「ま、それでもええとおもっとるけどなぁ」
「え?」
「だってウチは6/じゃなくて7/やで?6/とはちゃうやん。
ウチはウチ、7/は7/、アンタはアンタ、10/は10/や。そうやろ?」
「7/さん………」
「だったらウチは7/として生きてくだけやでぇ」
強い人だと10/は思った。
自分は02に言われて初めて気付いたのに、7/は最初から気付いていたのだから。
最初から自分の存在意義を確信できている7/に10/感心していた。
それ故に気付かなかったこともある。
7/が浮かべていた怪しげな笑みに――
「無限の胡桃(虹)」
7/というレプリカの本性に――
「え………?」
10/は腹部に激しい痛みを感じた。
視線を落とすと、彼の腹部は七色の胡桃が連なった剣のようなもので貫かれていた。
7/は胡桃で出来た剣を10/の腹から抜く。同時に10/は膝をつく。
「7/さん……どうして………?」
10/は顔に驚きの色を浮かべ7/を見上げる。
7/はニヤニヤと笑いながら10/を見下ろしていた。
「いや~まさかこんなに簡単にひっかかるとはおもわんかったわ~」
「え………?」
「本当にアンタは失敗作やの~仮にもパロロワ書き手の端くれなら簡単に人を信じちゃいけないってことを学習しとらんの?」
「くっ…」
「動かず戦わず、ただ戦いを見とるだけか?
何もせずに生き残れるほどバトロワは甘くないんやで。
というわけで死んでくれんかいな?七色光線!!」
7/の目から七色の光線が飛び出た!
ちなみに7/の胡桃の色が虹色…つまり七色だったり、七色光線が使えるのかと言うと『7』つながりだからだ!
―――CLOCK UP―――
10/は七色光線を浴びる前にカブトに変身して飛び退き、七色光線を回避する。
「ち、まだそんなに動けるんか。
まぁええやろ。どうせその傷じゃ長くはもたんのやからな」
「何故だ……何故貴方も戦う!!
あの男の言うまま…それでいいのか?」
「戦いたくないだのごちゃごちゃごちゃごちゃ女々しいやっちゃな~。
ここはバトルロワイヤルやで?だったら生き残るために他人を蹴落とすなんて当たり前やろ」
「あの言葉は嘘だったのか?7/さんは7/として生きていくんじゃなかったのか!」
「嘘ですが何か?ウチが本物に成り代われば6/が得ている全てが手に入る!
nkなんたらかんたらって人はそう言ってたんや!」
「だったら俺は、貴方をとめる!!」
「やってみぃや……」
こうして6/と12/の戦いの傍らで7/と10/の戦いが始まろうとしていた。
【一日目・23時30分/金星・蒲田】
【10/@現実?】
【状態】腹部に貫通ダメージ、正直キツい
【装備】黒いSS用万年筆 カブトゼクター&ライダーベルト@仮面ライダーカブト
【道具】支給品一式、
【思考】 基本:???
1:戦いを見届ける。
2:7/に対処
【7/@現実?】
【状態】健康
【装備】虹色のSS用万年筆 七色光線
【道具】支給品一式
【思考】
1:6/を殺して、本物になる
2:協力するフリをして、12/を利用する
3:10/を殺す
最終更新:2009年08月08日 00:10