「四国……急がなくては……!」
野生児のような男を乗せ、街を一台のバイク「ジャングラー」が走る。
彼の名は山本大介、またの名をアマゾン。人類の平和を守る、仮面ライダーの一人である。
本郷猛の最後の通信を受けて、彼は一路、四国へと向かっていた。
通信の内容ははっきりとはわからなかった、しかしただならぬ事態が勃発したことだけは感じ取れた。
いったい、四国で何が起きたのか。そして本郷の身に何があったのか。
それを確かめるべく、アマゾンはジャングラーを走らせる。
「待ってろ、本郷……すぐ行く!」
その時。
一台の車が、アマゾンを追跡していることに気付く。
何故?
アマゾンを追う、謎の車。
その車から、アマゾンに対し呼びかけが入る。
果たして、その正体は――?
「あー、そこの違法バイク。スピード違反だから止まりなさい」
"S.P.D" Special Police Dekaranger。
燃えるハートでクールに戦う6人の刑事達。
彼らの任務は、地球に侵入した宇宙の犯罪者達と戦い、人々の平和と安全を守ることである 。
それはバトル・ロワイアルが行われている今も変わることはない。
宇宙の犯罪者に限らず……殺し合う者達を、そしてこの
ゲームそのものを止めるため、彼らは今日も戦い続けるのだ。
パトカー、いやスペシャルポリスのデカビークル・マシンブルから、二人の刑事がアマゾンの前に降り立った。
センちゃんこと江成仙一、ウメコこと胡堂小梅である。
「あーあ、また派手に改造しちゃって。思いっきり違法ですよ、こんなの。
それに今だって、何キロオーバーしてたと思ってるんですか」
「う……すまない、でも俺急いで」
「わかったわかった。とりあえず免許証見せなさい!」
「免許……何だそれ?」
「えぇ!?センさん、この人無免許ですよ?」
「はぁ……何考えてんですか。しかもそれでよくこんな大それた真似できますね。
逮捕しますよ。とりあえずあなた、名前は?」
「アマゾン!」
「何ですかそれ、地名聞いてるわけじゃないんですよ」
「まあ確かにアマゾンに住んでそうな雰囲気だけど。
ていうかさ……街中でそんな上半身裸ってのどうなのよ?」
「服くらい来たらどうなんですか。罪状にわいせつ行為も加えますよ」
「服?ない……」
「やれやれ……とりあえず近くの署まで連行させてもらうから」
アマゾンの手に手錠がかけられた。
「え?ま、待って、俺、行く所が……」
「無免許でスピード違反に違法改造に公然わいせつ罪かぁ。
今とんでもないことになってるのに、のん気なもんよねー」
「ここから一番近いのは……墨東署か。連絡を入れて、と……
そこにこの変な人の身柄を預けよう。アリエナイザーじゃないからね」
「あの違法バイクはどうするの?」
「墨東署の人がこっちに向かっているらしいから、彼らに回収してもらうさ。
噂じゃ、あの署にはこういう改造にやたら詳しい人がいるって話だからね」
「ふーん……」
「さあ、行くぞ。こいつを送り届けたら、一旦デカベースに帰還しよう」
「あ、あの……俺、四国に……」
「はいはい、わかったから大人しくしてなさい!」
【江成仙一@特捜戦隊デカレンジャー】
[状態]:健康。アマゾンに対し呆れ気味
[装備]:マシンブル
[道具]:支給品一式、SPライセンス
[思考] 1:アマゾンを墨東署(@逮捕しちゃうぞ)に引き渡す
2:その後、デカベースに帰還
【胡堂小梅@特捜戦隊デカレンジャー】
[状態]:健康。アマゾンに対し呆れ気味
[装備]:マシンブル(センちゃんのものに同乗)
[道具]:支給品一式、SPライセンス
[思考] 1:アマゾンを墨東署(@逮捕しちゃうぞ)に引き渡す
2:その後、デカベースに帰還
※二人ともアマゾンが改造人間であることにまだ気付いていません
【山本大介(仮面ライダーアマゾン)@仮面ライダーアマゾン】
[状態]:手錠で拘束され、連行中
[装備]:なし
[道具]:なし
[思考] 1:四国へ行って本郷の安否を確認したい……
※手錠はSPD特別製なのでアマゾンの力でも千切れません
※アマゾンの支給品を積んだジャングラーはその場に放置されました
最終更新:2007年01月17日 15:36