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「くはははは!素晴らしい! この星には家畜が溢れかえっておるわ!」

新惑星に笑い声とともに上陸するものが1人。少々身長が低いが、その正体は竜である。
星を自ら生み出し、育たせ、刈り入れ、食らう。
数多の銀河を巡り、そうやって星食いを繰り返してきたその竜の名前はニアラ。

「グレイトフルセブンスが3番、真竜ニアラの名において!この星の全ての命の刈り入れを行う!」

一息にそれだけ言うと、ニアラは意気揚々と歩を進める。
一歩ごとに地面に垂れるは強酸性の消化液……ではなくただのヨダレだ。
どうやらもう空腹で早く星を食らいたいらしい。

「おっと……我としたことが節操のない。……オードブルから頂くとしようか」

ヨダレを拭い、ニアラは再び前進開始。
ちなみにこいつの言うオードブルとは人間1~4人のことを指す。
そんなニアラの目の前に、ちょうどいいオードブルがひとつ。
まだ若い、ほっそりとした優男……オードブルには最適と判断したニアラはすかさず攻撃を仕掛けた。

「まずは貴様をオードブルにしてくれる!」
「っ!?」

ニアラの懐刀が、青年の体を両断……

「なんだと!?」

しなかった。それどころか、二アラの刀は青年が持つ釣竿に真っ二つにされていた。

「いきなり人を襲う……この殺し合いに乗っているんですね?それなら……容赦はしない!」

どこかぼんやりしていた青年の気が、急速に変化する。
ただ釣竿を真上に振り上げただけ。たったそれだけのことなのに、二アラは恐怖を隠せないでいた。
いや、この場合恐怖を隠すよりも、恐怖を感じた時点で逃走するのが最善の策であっただろう。

「に……人間のくせに我に本気を出させるとは!真竜変
「はあっ!」

変身するまもなく、二アラは青年の釣竿に真っ二つに両断された。

変身するまもなく、二アラは青年の釣竿に真っ二つに両断された。
二アラは知る由もないが、この青年の名はラグナ。
釣竿一本で地神竜や魔法生物を秒殺した経歴を持つ、生粋の戦士である。
そして料理から武器生成、装飾品作りまでをそつなくこなし、さらにはこの年齢で嫁持ちである。
唯一の汚点が、数回の女風呂や更衣室への突入、村人に自作の水着を配った前科ぐらいなのだが、
村人は全員文句のひとつも言わないのでノーカウント。
まったく羨まし……ではなく、本当に人間かどうか怪しいぐらいにハイスペックな人間……いわば超人である。
つまり二アラに勝ち目は最初からなかったと言えよう。合掌。

「まいったな……これじゃ釣竿が血で傷んじゃうよ。どこかで洗わないと……」

軽く釣竿についた血を振り払い、ラグナは水場を求めて歩き始めた。
その行く先に、確かに水はある。無数の半魚人の屍とともに……


二日目13時35分/新惑星・伊勢湾】


【ラグナ@ルーンファクトリーフロンティア】
【状態】健康、職業・のうぎょう
【装備】御神木の釣竿・ティアラ @ルーンファクトリーフロンティア
【道具】 支給品一式・丈夫なクワ
【思考】基本:主催者の撃破・嫁が来ていた場合その守護     
     1:釣竿を洗う
     2:まともそうな人間に会う
     3:襲撃者にはそれなりの対応・それ以外は友好的に

※ラグナが使う武器には特殊魔法がかかっているので、死亡はせずに一定時間で復活、別の場所に飛ばされる
【グレイトフルセブンスNo3・真竜二アラ@セブンスドラゴン 移動確認】
最終更新:2009年10月31日 01:19