最終防衛システム、黒と白は悩んでいるっぽかった。
彼らの職業柄のせいか、常に何かを防衛していないとどうにも気が済まないらしい。
惑星の防衛もどうやらひとりの社長の活躍で間に合っているらしいことを悟った二名は作戦変更。
近くの公園のベンチで浮かんで(座れない)しばらく防衛に適した人物を探していたのだが…
まあ結果は言わずもがな。
都会の公園のベンチに浮かんでいる怪しい巨大メカに好き好んで近づく者などいるわけがない。
もしふたりに口があったならば確実にため息をついていることだろう。
「「フー…」」
音声でため息つきやがった…
そんな時、二名の視界にあるものが映った。
「うおおおおぉぉぉぉ!!」
咆哮をあげる茶色いクマ、そしてそのクマに今まさに襲われようとしている少女ふたりが。
「レッドブラスター発射!」
「うおおおおぉぉぉぉ?!」
黒が容赦なくクマに一撃を加えて焼き払った。
いきなり撃つのは酷いという方もいるだろうが、メカに限らず大抵の生物がクマの排除にかかると思う。
まあクマに混じって襲うような参加者が若干名いそうではあるのだけど。
なんにせよクマを倒した黒と白は少女ふたりに近寄ってみることに。
「すぅー…すぅー…」
ふたりとも寝ていた。
よく今の咆哮で目覚めなかったなと思いつつ、黒と白は別のことを考えていた。
「…黒より白に要請。眼前の二名の特徴を我にデータリンク」
「…白より黒へのデータリンク了解。対象は一名が金の髪と【白】衣。もう一名は銀の髪に【黒】衣」
「…黒より白へ感謝。第二要請、我々の基本色の提示」
「…第二要請受理。我々の基本色は白と黒なり」
「…黒より白へ再度感謝。第三要請、対象の防衛必要性確率の計算」
「…計算の必要性を無しと判断。対象は昏睡状態。破壊活動を行った形跡も無し」
「…黒了解。これより対象の防衛を開始する」
ちょうど目の前にうってつけの防衛対象が現れた黒と白は、
少女ふたりをそれぞれの本体の上に寝かせて再び移動を始めた。
【
二日目 14時10分/新惑星・東京都】
【最終防衛システム(黒と白)@サガ2GOD】
【状態】第二形態(砲台は破壊されていない)
【装備】砲台×4・自己修復システム・浮遊システム(両名)
【道具】無し
【思考】
1:黒は黒い少女を、白は白い少女の防衛
2:惑星を破壊するもの及び、防衛対象に害なす者は殲滅。それ以外は
様子見
3:しばらくは合体せずに相方と一緒に行動する。
【エリス(黒と白)@ルーンファクトリー】
【状態】熟睡中(日が高いうちはあまり活動できない)
【装備】なし
【道具】支給品一式、ホウレン草
【思考】
1:夫(ラグナ)を探す
…
黒白のメカと少女が去った後、むくりと先程のクマが起き上がった。
どうやら自分たちと同じ色の防衛対象を得た喜びからか、黒も白も生死確認を怠ってしまったらしい。
「ふぅ…危ないところだった。いきなり紳士である僕を攻撃するなんて…次の女の子を探すか」
クマはそうぼやくが、さほど気にしてはいない様子。
何故ならこのクマ、紳士だからである。え?全裸のクマのどこが紳士かって?
いやいや紳士だ。そう、変態という名の…
クマは黒と白が去っていったのとは逆の方向に歩きだす。次なる獲物を求めて…
【クマ吉@ギャグ漫画日和】
【状態】全裸、火傷(残体力60%)、変態という名の紳士
【装備】口の中に靴下
【道具】支給品一式、参加者の誰かのスクール水着、参加者の誰かの縦笛の先端部分、手錠
【思考】
1:女の子の下着を奪い自分ではく
2:女の子の所持品を口に入れる
3:女の子を襲う。男は殺る
最終更新:2009年11月02日 00:13