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武田真也―いや、人類解放軍の戦士「Z-226ジュピター」は思考していた。
織田信長及び服部半蔵を抹殺する為の最善の方法を、直接殺す―ほぼ不可能。暗殺―不可能である可能性が非常に高い。
他者を扇動して抹殺する―保留。本拠地ごと爆破―今のところ可能性としてはこれが高いか。
だが、何故自分でも三番目の案の保留にしたのか分からない。何故か、その事を考えたときに嫌悪感を覚えたのである。

彼は現在、ルシファーの眼から逃れるために逃亡している。何故かは分からないが奴は自分が裏切ったと誤解しているらしい。
奴の力は強大だ。だが、これ以上行動の障害となるのであればどのような手を使ってでも排除すべきだろう。
そこまで考えたところで―

『SKY KICK』

何者かが攻撃してくるのを感じた。咄嗟にサンダーアームで防御。

「何者だ」
『RIDER KILLER』

ライダーキラー…彼の目的は仮面ライダーの抹殺にある。ならば何故ジュピターが狙われたのか、簡単だ。
死神博士が彼を『ヒーロー』として判断したのだ。
奴は10/の力でワープさせられた後、偶然にもルシファーから逃走するジュピターを発見、死神博士の命に従い彼を襲ったというわけだ。

『ZO PUNCH』
「ハイパーアタック」

戦いは始まった。それは意思の無いもの同士が戦っているかのような錯覚さえ覚えさせるような戦いであった。
いや、意思が無いわけでは無いのだ、ジュピターには。だが、今の彼にはそれがまるで感じられない。
ライダーキラーが殴り、ジュピターが受け止める。
ジュピターが蹴れば、ライダーキラーが投げ返す。
ライダーキラーが技を繰り出せば、ジュピターも技を繰り出す。

『ライダーキリモミシュート』
「ハイパーストーム」

ライダーキラーが振りかぶった両の腕が、空気の渦を発する。
同様に高速回転したジュピターの腕からも空気の渦が発せられる。
二つの渦が激突し合い―吹き飛ばされたのはライダーキラーの方であった。

「サンダーマグナム」
『CLOCK UP』

だが、そこでライダーキラーの動きが変わった、肉眼では到底捉えきれぬ程の速さで奴は動き、ジュピターの攻撃を回避。
そしてジュピターを殴り、蹴り、斬る。
このままでは負ける―そうジュピターが感じた時、彼は無意識の内に目を瞑っていた。
するとどうだろう、奴の動きが…直感的に分かるのだ。

「サンダーレイザー」
「グァ!」
『CLOCK OVER』

ここで説明しておこう、ジュピターがこの時使ったのは心眼である。
何故魔眼を持ってしても捉える事が出来なかったライダーキラーの動きを心眼で見ることが出来たのか。
プライマスである。
彼がウイングダガーをウイングセイバーとして復活させた時の癖で、武田真也を生き返らせた時にも う っ か り パワーアップさせてしまったのだ。

「ローリングチャージャー」
腕を連続回転させることによりエネルギーをチャージするジュピター、その時またも彼は無意識の行動を取った。
「サイバニックウェーブ!」
これも心眼と同じように彼自身が記憶していない筈の技であった。
その場で1秒間に百発のパンチを繰り出し、その衝撃波でライダーキラーを攻撃する。
奴は相当のダメージを受けたのだろう。再び高速移動するとその場から去っていった。

だが、何故自分はああも不可思議な行動を取ったのだ。Z-226ジュピターは自問自答していた。
彼がヒーローとしての自分を取り戻すには、まだ時間がかかりそうだ。

二日目・14時00分/新惑星・東京都】
【武田真也@電脳警察サイバーコップ】
【状態】ジュピタービット装着中、サイバーボミング中、Z-226の人格、プライマスパワー
【装備】サンダーアーム
【道具】ガイガンを操るテープ@地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン、基本支給品
【思考】
1:信長を殺す。その障害となるものは倒す。
2:何故自分はこうも不可思議な行動を取る?

【ライダーキラー@ガイアセイバー】
【状態】完成度100%・ダメージ大・洗脳
【装備】なし
【道具】なし
【思考】基本:仮面ライダーの抹殺
    1:障害となるヒーローも抹殺
※各仮面ライダーの技が使えます
最終更新:2009年11月05日 01:03