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仮にもラスボスなのに、釣り竿で一刀両断されてしまったグレイト…
名前が長いから省略する。とにかくなんたらニアラがなんか復活した。
対戦相手が超人だったらしいが、それにしても情けない姿である。
「うるさいぞナレーター!あれは我が油断していたからで…我は誰に怒鳴っているのだ…?」
ニアラは復活早々1人漫才を始めた▼
しかし効果はなかった…▼
「馬鹿にしおって…我が真なる力を見よ!」

ニアラが叫んだ瞬間、辺りに邪悪な気が満ちた。そして…地面に一輪の華が咲く。
その1が瞬く間に4に。そして16、64、256、1024…
凄まじい勢いで妖華は大地を飲み込み、周囲の生命を刈り取って行く。
踏まれれば容易く崩れる程脆いが、踏んだ者、花粉を吸った者の生命力を奪う華を生み出す…
これがニアラの能力、妖華『フロワロ』だ。
(ちなみに原作でさえ忘れ去られている設定だが、
フロワロは最終的に生物を『結晶化』させて命を奪う)
「フハハ…我が力、満ちてくるぞ!さあさあ出でよ我が僕達よ!」
続いてフロワロの中から大量の竜が召喚される。
生物には毒であるフロワロも、竜だけは例外なのである。
「ニアラ様!お呼びいただき感激です!」
「この炎帝竜フレイムイーターが全てを消し炭にしてみせましょう!」
「いやいや、この私ミクロドラグにお任せを!」
全部で666匹もいる召喚された竜達は我先ににとニアラに自分をアッピルしていく。
その瞳はたぎり、もうすぐ極上の食事ができるのだという状況に興奮も抑えれていないようだ。
「ふ…あせるな諸君。我々竜は人間を造りし存在…すなわち神だ。
ここは神らしく…優雅に食事を楽しもうではないか。
人間に恐怖の感情を!絶望の感情を!最高のスパイスをかけたうえで、じっくりと!
我に傷をつけし若造を殺し!愚かな主催者を殺し!
この星の…否、全宇宙の支配者が我々であることを全ての人間の魂に刻み込んで、食らうのだ!」

グ オ オ オ オ オ オ オオ !!!

演説に竜は力強い咆哮で応え、ニアラは口の端をつりあげるのだった…

しかしニアラは、竜は知らない。この会場が、普通ではないことを。
集められた人間が、カオスの域さえ飛び越えた連中であることを。
ニアラ自ら被害にあった、釣り竿で神竜を秒殺する『人間』
瞬間移動能力やらキングギドラを一撃で倒す力を持つ、何かと大丈夫な『人間』
空気だけど空気ではない、着々と計画を実行に移す冷酷なる『人間』
同志をみつけ、さらに手の付けようがなくなってきた、驚愕的歌唱力を持つ『人間』
インフルエンザ撲滅のために各地を凄まじい形相で駆け抜ける『人間』
全裸でやかましく個人の名前を叫び続ける『人間(?)』
さらにニアラと竜は知らない。集まったのは人間だけではなく、機械もいることを。
魚だろうがなんだろうがミサイルをぶちかまし、全てを仕留める殺害数トップクラスの『メカ番長』
神を返り討ちにし、この惑星と、誘拐した少女2人を防衛する『最終兵器』
もはや原型消滅寸前と言っても過言ではない、フルネームが覚えにくい『元機関車』
主催者と関係を持ち、このロワの重要人物の1人である『ボーカロイド』
さらには悪撲滅のプロであるヒーロー達や、股関の槍で優勝を狙う悪夢のチームやら…
例をあげだしたらとにかくキリがない。
そして今挙げた参加者達でさえ、今後登場する新たな猛者にあっさり殺されるかもしれない。
それが、このカオスロワだ。
ニアラと配下の竜の気合いは十分。だがしかし、果たしておいしい『食事』にされるのはどちらか?

…あえてこう言おう。


ドラゴンの皆さん逃げてください!

二日目 14時20分/新惑星・神奈川県】
【真竜ニアラ@セブンスドラゴン】
【状態】復活直後、かりそめの姿
【装備】配下の竜(残り666匹)
【道具】支給品一式、折られた刀、猫缶×3
【思考】1・自分を斬った若造と主催者を殺す
2・惑星に存在する生命を全て食い尽くす

※神奈川県の一部地域がフロワロ化しました
(辺りを歩いたりするとだるくなり、徐々に生命力を奪われる)
※人間を完全になめきっています
最終更新:2009年11月07日 00:56