「う…」
少女はまた頭の痛みを感じた。不自然な頭の痛みは時折現れ、少女を苦しめる。
少女の頭の中には不協和音が延々と流れ続けていた。
「大丈夫?」
傍に居た少女はその少女を心配する。
頭痛に苦しめられていた紫髪の少女の名前はシロマ。
その少女を心配する紫髪の少女の名前はシロマ。
ナースの格好をした紫髪の少女の名前はシロマ。
そして大人びた茶髪の女性の名前は…シロマ。
「大丈夫、薬を飲むから…」
頭痛を起こしているシロマが懐から薬を出すとそのまま飲み込んだ。
「どう?」
「…うん、少し楽になった。」
「よかった。」
少女二人はほぼ同じ容姿である。見分ける要素は身につけているペンダント位だった。
他のシロマ達は見分けるのは容易だった。格好も髪の色も異なっていたからだ。
「そうね…こっちのシロマの頭痛も気になりますし…」
「一度病院を探した方がいいわね。」
「でも辺りにはあまり大きな施設が見当たらないわ。もう少し歩く必要が…」
頭痛に苦しんでいたシロマは言い出した。
「大丈夫。大丈夫だから…」
「無理しちゃ駄目。早く病院で休まないとね。」
「確かマルクって子に病院を探すのを手伝ってもらってた筈なんだけど」
「…マルク?」
上空では異形の翼を持った何かが飛んでいた。
「…別にあの娘達を利用してやるのも悪くないのサ」
悪態をつきながら飛ぶその何か。
変わった帽子に蝶ネクタイ。奇妙な身体つき。
「!」
マルクは明らかに強い負のオーラを感じ取った。
「…面白そうなのサ」
マルクはその場所へ降り立った。
「ネクロマ」
その死体の巣窟にひたすら魔法を詠唱を繰り返す一人の少年。
「ネクロマ…はぁはぁ、ネクロマ」
白い学生服に白い手袋。こんな制服が指定されていない学校にこんな奴が居たら確実に虐められるが、少年はもはや恐ろしいものだと無かった。
「ヘーイ!何をしているのサ?」
後ろからマルクが話し掛ける。
「!何だい、悪魔か。」
少年は立ち上がるとマルクを睨み付ける。
「経験値にしてやる!」
マルクは一瞬で理解し、その少年にカッターを放つ。
「なっ…」
放たれた三日月型のカッターは高速で回転し、少年の身体が切り裂く。
「愚かなのは人間の方サ!」
マルクは傷付いた少年を見下ろす。白い学生服には血が滲んでいた。
刹那、横からマルクは何かで斬られた。
紅い噴出がマルクの脇から噴き出す。
「!?」
マルクの目の前に居たのは血まみれになった人間の姿。いや、死体だ。
明らかに致命傷を負っているにも関わらずそれらはうごめいていた。
【
三日目 上野動物園 23時】
【マルク@星のカービィ】
[状態]:軽傷
[装備]:???
[道具]:支給品
[思考]1:目の前の敵に対処する
2:病院を探す
【狭間偉出夫@真女神転生if…】
[状態]:重傷
[装備]:???
[道具]:支給品
[思考]1:目の前の敵に対処する
2:皆殺し
【ヒデト@女神転生2】
[状態]:UNDEAD
[装備]:名刀サムライ@星のカービィ
[道具]:支給品
[思考]:無し
【リノア・ハーティリー@FF8】
[状態]:UNDEAD
[装備]:???
[道具]:支給品
[思考]:無し
【名無し少年A@
ドラえもん】
[状態]:UNDEAD
[装備]:???
[道具]:支給品
[思考]:無し
【上野駅前】
【シロマ@チョコボの不思議なダンジョン2】
[状態]:頭がイターイ
[装備]:???
[道具]:支給品 アスピリン×30
[思考]:出来れば頭痛から解放されたい
【シロマ@チョコボレーシング】
[状態]:良好
[装備]:???
[道具]:支給品
[思考]:病院を探す
【シロマ@チョコボスタリオン】
[状態]:良好
[装備]:???
[道具]:支給品
[思考]:病院を探す
【シロマ@チョコボと魔法の絵本】
[状態]:良好
[装備]:???
[道具]:支給品
[思考]:病院を探す
最終更新:2007年01月21日 14:33