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おっすバカ野郎ども、南……千秋じゃないんだなこれが。
そんな俺はマーラ様の人だ。
ロリっ子期待してた人はゴメンネ。
イナバ君や脱衣拳氏が似たようなことをやっていたからやりたかっただけだ、許してくれ。
こうした方が地の文の負担も軽いからね。
というわけで俺は離れる予定のはずのイナバ製作所に戻ってきているわけだ。
え、理由?いきなり聞かれるとはな。
まあいい……ってね。
仕方ないな、答えてやるよ。






告白します。




俺は十六夜咲夜さんを殺しました。





突然のことで面食らってる奴らも多いと思う。
そうだよな、この話でいきなり咲夜さん死んでるんだもんな。
ま、風呂場でお湯に浸かりながら無防備に寝てやがったから持っていた拳銃で一発頭をぶち抜いてやったのよ。

何?裸の女の子が寝ながら風呂に浸かっているという状況なら他にすることあんだろって?
うるせーな猿共。俺は基本ハルカ姉さまやゆーちゃん以外にはほぼ興味ねーんだよ。

流石の時間を操るあいつも寝ているときに襲撃されちゃどうにもならんってことだよな。
その結果、咲夜さんはお湯を血に染めてプカプカ浮いてるわけです。
え?殺した理由を聞きたい?
じゃあ教えてやろう殺した理由を……

「咲夜ちゃん!」

おっと、奴さんが来たようだ。
理由はまた、後でな……。


☆☆☆


どうも、語り部のイナバ君(仮)です。
いきなりですが今回はいつものように余計なことを喋っている暇はないのです。
つまりどシリアスなのです。
俺は地下ダンジョンでようやく咲夜ちゃんに会う服を見つけてきたのです。
その後、いろいろありましてさっさと製作所に戻ってきたのですがそこで一発の銃声。
嫌な予感がした。圧倒的な寒気が……。
風呂場のほうから聞こえてきたのでまさかと思って急行したのです。
そしたら……。

咲夜ちゃんが頭から血を流して湯船に浮いていたんです。
そして近くには……。


☆☆☆


風呂場、正確には風呂場の外らへんでイナバ君(仮)とマーラ様の人が対峙していた。
怒りを露にしているイナバ君。それに対して、マーラ様の人は不敵な笑みを浮かべている。

「ようイナバちゃん」
「どこへいったと思ったら、何をやってるんだアンタは!」
「何って?咲夜さんを天国に連れて行ったんだよ。
 あの世にな!!ま さ に 外 道」
「nk……」
「おっと、外したか。渾身のギャグだったのに」
「ふざけるな。そんなことは分かってるんだよ。
 俺が聞きたいのはな……」
「分かってる。てめえはこれからこう言う。『何故殺した』」
「何故殺した……ハッ!」
「ヒヒッ、案外ノリがいいんだな」

動揺するイナバ君(仮)を見てマーラ様の人は語る。
咲夜殺害の動機を。

「所詮、上位世界の人間に操られるだけのお前ら駒共にはよく分からないと思うがな。
 要するにだ。これがバトルロワイヤルというものだって奴だよ」
「意味が分からないな、意味が」
「俺の基本行動方針を知っているお前が分からない?
 俺は殺し合いを望んでいるんだぜ?
 俺と同種である02氏なら察することができたかもしれねえがな。
 要するにだ……」

マーラ様の人は一呼吸入れる。

「今行なわれてるのはバトルロワイヤルだぜ?殺し合いだぜ?
 なのに、意味もなく製作所に引き篭もって意味もなく群れてる……。
 誰も死なず、誰も傷つかない…いいと思うかい?
 まさかお前ら、『自分らは死なない』なんて思ってんじゃねぇだろうな?」
「いいじゃないですか。俺だって死にたくないし誰も傷つかないほどいいことなんて…」
「ダメだろ。それじゃあバトロワじゃない」

マーラ様の人はイナバ君(仮)の言葉を遮るようにしてピシャリと言い放つ。

「何度も言うが、これはバトルロワイヤル、言うなれば殺し合い。
 それなのにここで行なわれてるのは何だ?
 ここは『東方キャラと愉快な仲間達のぼのぼのクロスオーバー』じゃないんだぜ?
 何が『平和ね』だ、何が『プリン、うめぇ!』だ。
 さっきだって輝夜と妹紅、青子と橙子っていう良い組み合わせがあったってのに。
 だめじゃないか、殺しあわなきゃぁぁぁぁぁーーーーーーっ!!」
「ますます意味が分からないな。というか殺し合え?
 そういうお前は何様なんだ。織田信長の手先なのかよっ!」
「違うね、俺は自分の意思で殺し合いをしてほしいって思ってる。
 何様?言ってやろうじゃねぇか。俺はマーラ様の人!パロロワ書き手であるとな!」
「書き手……?つまり、アンタは…」
「そう、俺もかつてこの殺し合いという物語を書いていた者さ」
「っ…!なるほどね。
 その物語を書く側としてこの展開が気に喰わないってことか。
 それで俺たちを間引くってことか?」
「察しがいいじゃねぇか。
 そう俺は、読み手の皆は望んでいるんだぜ?殺し合いを。
 だから間引く、殺しあう気配が全くないここにいる奴らをな!!」

そう言うとマーラ様の人はイナバ君(仮)に向かって銃口を向ける。

「狂ってるよ、アンタ」
「何、どこぞのドS聖人や鬱グロスキーのリョナニスト共に比べれば俺はまだマシなほうだぜ?」



☆☆☆



どうも、視点を変えてイナバ君(仮)です。
話はあんまり分からないがこれだけは分かる。
この男は生かしちゃおけない!
遅かったんです、全て遅かったんですよ。
あの男の行動方針をみた時に消すべきだと思いました!
それはそうと、マーラ様の人は俺に銃を向けているわけだけど。
分かってるのかい?俺は結構硬いほうだって。咲夜さんのナイフでも傷つかないんですよ?

「余裕こいてるじゃねぇの。もしかしてお前こう思ってるか?
 『自分は語り部だ。メッチャ硬い。咲夜さんのナイフだって倒せない。
 だから銃なんて効かない。自分は死なない。勝つのは俺だ―――』って」

さっきからラッド・ルッソ乙。
…で、何が言いたいんだコイツは。
破壊方法があるってのかよ。

「実はな。この銃に込められてるのはな……社長からもらったイナバ製の弾なわけよ。
 当然威力は相当ヤバい。イナバ君もただじゃすまねえと思うぜ?」

…そういうことか。
でもそれがどうした。
やっぱ知らないようだな。俺がキング・クリムゾンを使えることをな!
社長と会話をしたとき、麻雀大会の時にも使いましたよ。

「というわけで――――死にな」

というわけで――――死にな(キリだっておwwww
nk氏の拳銃から銃弾が放たれる。
そして俺はキンクリ発動っ!!
氏の銃弾が俺を貫くという結果を吹き飛ばし、銃弾が俺をすり抜ける。
そして背後の壁にぶつかって銃弾は床へ落ちる。
なるほど、イナバ製の弾ってのは俺を降参させるためのハッタリだったのか。
本当だったら壁をぶち抜くくらいの威力はあるからね。
これでアンタの化けの皮は剥がれたぜ!
俺は時が吹き飛んでる間にnk氏の側面を回りこむ。
そしてイナバ製のパニッシャーを奴に向ける。
その時キンクリの効果が切れたのか周囲の空間と時間の流れは元通りになっていた。
でももう遅い!
これで俺がnk氏を殺すという結果だけが残るのさ!

「その普通の顔、吹っ飛ばしてやる!!」

勝った!第七期完!

「無限の胡桃(虹)――――」


あれ?

俺の身体に、主に心臓部分と喉に激痛が走った。
そして血が?血が?俺からドバァーって出ている。

あれ、あれおかしいな。どういうことなんだ―――

俺はイナバなん……です……よ………

「よくやったな7/」

倒れる俺。
俺を見下ろすnk氏。
彼の横にはまた別の人がいる。
そうか、彼の協力者か。

「どうしてこうなったか分からないようだな、お前」

nk氏が話しかけてくる。
声を出そうとしても出せない。喉が潰されているからだ。
確かにキンクリは完璧じゃない。
吹き飛ばす時間は限られてるしね。
使用後に攻撃を喰らう事だってあるさ。
でも根本的な問題が解決されてないじゃないか。
俺はどんな攻撃を喰らったって大・丈・夫!なはずなのに…

「ここで問題だ。スタンド能力を使うときスタンドは姿を現すよな。
 で、スタンドが受けたダメージはどこへ返ってくるでしょうかぁ?」

!!!!
そうか、そういうことなのか。
はは、やられた。
なるほど『俺のほうを攻撃したんじゃない』、『俺のスタンドを攻撃しやがった』のか……。
いくら硬い俺でもそのルールには逆らえないよな……。

「その顔、分かったようだな。ま、喉をやられちゃ喋れないようだがね。
 とどのつまり自業自得。お前は物置から人間に進化し、スタンド能力を持ったが故にやられたんだよ。
 ハッタリこいたのだってお前にスタンドを使わせるため。
 そしてタイミングを見計らってあらかじめ指示しておいた別の奴にスタンドの致命部位にダメージを与える。
 そういうことさ。ほとんど不安要素たっぷりの賭け同然だったが」

負けた…完全敗北だ。
ラッドの演技をして挑発したのも自分の思い通りにことを運ぶためなのか?
俺はこいつにいいように誘導されたってことかよ………。
ていうか……何故、俺のスタンド能力のことを……
あ、あ、あ……やばい、視界が……。
レミリアちゃん、社長、皆………こんなやつに殺されないでくださいね……。
クソ、死にたくない…死にたくないよ……。


☆☆☆


「ふぅ、終わった」
「………」

マーラ様の人と7/は2人の死体を見下ろして一息つく。
ちゃっかりパニッシャーを回収するのも忘れない。

「助かったぜ。お前の協力がなければこいつを殺せなかった」
「そんな、良いです。アンタに従うのは当然やから」

マーラ様の人は7/を見て内心笑う。
計画通りであると。
7/は6/の死亡の知らせを受けた後、糸が切れた人形のようにポツリと立っていた。
目標を失った者のとる行動パターンの一種か。
7/を見つけた彼はうまく言葉で丸め込んだ。
自分の真の目的を話した。
今まではデモンストレーションだったのだと、これからが本当の戦いなのだと。

~少年回想中~
「本当に悪かったな。今まで利用して。でもこれだけは言っておく。
 お前が一番優れている。お前ならきっと本物になれるとな」
「――ッ!」
「良い手ゆえに惜しかった。最後の1人ギリギリまで大人しくする作戦。
 でもそれを行なうには6/氏本人の場所をいつでも把握できるようにしておくべきだったな。
 その結果がどっかの誰かに横取りされたってわけだろう」
「……」
「だが今回は俺が協力してやる。何、レプリカを大量に向かわせたところですぐに本物を倒せるとは思っちゃいない。
 出だしの何人かが犠牲になるのが目に見えてんよ。
 だからお前は待ってればいい奴らの死体が山のように積みあがり、本物が疲弊するまで。
 ま、当然ただというわけじゃない。その間俺の指示に従ってもらう」
「でも、アンタ6/氏の居場所わかるんか?」
「俺を誰だと思ってるんだ。この戦争の監視者だぜ?」
「しかし…」
「信じられないのは分かる。だがな、俺はお前らに6/を殺してほしいと心の底から思ってる。
 その殺す役目はな、お前なんだよ7/」
~回想終了~

絶望した人間を誘導するのはパロロワのなんたるかを知る彼にとっては造作もないこと。
絶望する元すら知れば簡単に操れる。
こうして自分の『暴力』としてマーラ様の人は7/を手に入れた。

「さてと、まだ殺さなきゃならない奴が…いるよなぁ~」

マーラ様の人は会議室のある方向を見る。
そこには確か参加者が大勢いたはずだ。

「ラッド風に言えばあいつら死なないとか思ってんのかな~」

そして彼は7/に命ずる。次の命令を。
それにしてもこの男、ノリノリでラッドである。

「会議室ってところがある。そこにいる参加者を間引いて来てくれないか?
 正々堂々いくなり、ステルスでいくなりお前の好きなやり方でやればいいさ。
 あ、でもサーヴァントは殺すんじゃねーぞ。やっぱサーヴァントはサーヴァント同士で殺しあわないとな。
 年増2人と、天狗と眼鏡野郎が確かサーヴァントだったはずだ。
 それ以外はいくらでもやっていい。あ、俺は殺すなよ」
「分かりました。では行ってきます~」

主の命令を受け、7/は会議室のあつ方向へと向かっていった。
別に全員殺してもらう必要はない。
何しろ相手は東方キャラが何人かと社長が1人。

(社長は絶対に無理だろうな。奴を殺すならジャイアンの母級でないと。
 もし万が一にでも死んでしまったら聖杯戦争の監視者の後釜は俺が座ってやるとしよう)

殺せ殺せ言うことは簡単だけど社長+αは正攻法で行けば無理っ…っていうか不可能っ…!
だが何人かといえば話は別、彼としては何人か間引けば充分と思っていた。
不意討ちやステルスでいくなら尚更だ。

(分かることは7/は高確率で死ぬってことだな。マーダー補正に期待するしかねえか。
 ま、例外除いて俺以外は所詮駒。どうなろうが構わねえ。)
「さてと、んじゃ俺はどうしますかね~」

彼はこれからの行動について考える。
イナバ製作所から離れるのは当然として。

(そういえば、12/が俺に会いたがっていたっけ。
 そうか、だったら俺から会いに行ってやるとするか)
「じゃあ、始めようぜ。バトルロワイヤル」

二日目・17時10分/新惑星・大田区イナバ製作所】

【マーラ様の人@カオスロワ書き手】
【状態】尻から出血(治療済み)
【装備】拳銃、メイド服、イナバ製作所製パニッシャー(重機関銃残弾残り弾数100%/ロケットランチャー残り弾数8発)
【道具】ノートPC、支給品一式
【思考】
基本:数十人の6/レプリカを指揮し、本物の◆6/WWxs9O1s氏を殺す
1:邪魔をする奴は殺す(一部例外あり)
2:12/のところへ向かう
3:6/のレプリカ(0/~13/)たちは隙を見て回収
4:イナバ製作所を去る

※レプリカをつくったのは彼です

【7/@現実?】
【状態】健康
【装備】虹色のSS用万年筆  七色光線
【道具】支給品一式
【思考】
1:真6/を殺して、本物になる
2:マーラ様の人に従う
3:イナバ製作所の会議室にいる奴らを殺す(手段は不明)

【十六夜咲夜@東方Project 死亡確認】
【イナバ君(仮)@語り部 死亡確認】
最終更新:2009年11月20日 00:19