(……)
マーラ様の人に会議室にいる者の抹殺を命じられた7/は会議室の入り口にいた。
今の自分にできる暗殺の手段は『無限の胡桃(虹)』と『虹色光線』のみ。
はっきり言ってキツイ。
『無限の胡桃(虹)』はピンポイントで相手に当てることが困難である。
つまり幹也と文の近くに座っている式を狙えば式だけでなく二人も巻き込んでしまう。
相手と対峙しているのならばピンポイントで殺せるが、そんなことをしたら他のサーヴァントの連中に殺される恐れがある。
虹色光線も同じ理由でキツイ。
よって自分の存在がばれずに暗殺する手段は『無限の胡桃(虹)』による胡桃の落下のみ。
そしてこれをつかって狙えるものはサーヴァント達とある程度はなれている悟空とレミリア、紫と社長になる。
(ちっ、アイツ、ウチに暗殺させる気ないんとちゃうんろうか?
せめて銃の一丁ぐらい渡すやろ)
自分の命を気にしないのならばまだいいが、7/はこんなところで死ぬ気はない。
彼女にはまだ真の6/を殺し本物になるという目的があるのだから。
(……よし、やったるで)
7/は『無限の胡桃(虹)』の発動の準備をする。
「……私が知りえる場所で信長がいるであろう場所はあらかた回り終えた。
信長の居場所を知る方法はサーチャーの情報から分析するしかないだろう」
会議室にて社長達は信長の居場所について話していた。
既に社長は自分が知る信長がいる可能性がある場所は回り終えた。
結果は全滅。
八雲紫を仲間にすることはできたが、肝心の信長の場所は解らなかった。
「……どっちにしろ、私達は秋葉原の戦いが終わるまでは動けないがな」
社長の次に発言したのはキャスターのマスターである青崎橙子だった。
彼女達が動けない理由は二つ。
一つ目は自分達のサーヴァントのキャスターとサーチャーの戦闘力が聖杯戦争では下位である事。
外にはランサーやバッターを始めとする強力なサーヴァントがいる。
出合ったら即殺されてもおかしくない。
そしてもう一つの理由は切り札である悟空が動けないこと。
もともと悟空は橙子と青子が自分達の戦力不足を補う為と主催者を殺す為に主催者が知らない駒を手に入れるために呼ばれた。
実際に二人に呼び出された悟空の凄まじい戦闘力と主催者を倒す強い意志を持っていた。
だが、そこである問題が起きた。
ブロリーである。
ブロリーは現在秋葉原で
バッターのサーヴァントである
イチローと戦っている。
ブロリーは悟空の異常なまでの復讐心を持っており、もし悟空が動けば直ぐに勘付き悟空の下に向かうだろう。
そしてブロリーが動けばイチローもまた動き、結果的に三つ巴の戦いになる。
疲労した二人が相手なら悟空も充分に勝てるだろう。
だが、三人が争えば間違いなく戦いの余波に惑星が耐えられなくなり惑星が滅びてしまう。
よって今悟空を動かすのは不可能。
しかも主催者の監視の可能性もある為、下手には動けないのも問題だ。
「……」
「どうしたの悟空?」
その時青子は悟空の様子がおかしいことに気づいた。
さっきから悟空は会議室の入り口を見ている。
「……青子、橙子、そこに座ってろ。
直ぐに終わらせる」
「「?」」
(なっ!?)
7/は驚愕した。
なぜならいきなり真正面に自分が暗殺しようとしていた男が現れたのだから。
「ちっ、無限の……」
「おせぇ」
「がっ!?」
7/が発動しようとしていた『無限の胡桃(虹)』を悟空に向かって発動しようとするが、悟空の前ではあまりにも遅かった。
発動しようとしている間に既に悟空は7/の腹に拳を繰り出した。
悟空は殺す気はなかったので気絶させる程度に力を抑えていた。
「……何者だ、こいつ」
「悟空何を……そいつは?」
入り口から悟空と7/の声が聞こえたので会議室にいた者は全て入り口付近に集まっていた。
「……やはり気のせいではなかったか」
社長は不機嫌そうに呟いた。
自分の会社への侵入を許したからだ。
その時レミリアは気づいた。
「……イナバ君(仮)、咲夜!?」
侵入者がいるということは、ここにいなかった二人がどうなっているのかに。
「イナバ君(仮)、咲夜……」
レミリア達は急いでイナバ製作所の浴場に向かった。
そこには二つの死体があった。
完全で瀟洒な従者の死体は湯船を紅く染めながら浮かんでいた。
語り部の死体は喉と心臓から紅い血液を垂らしていた。
「……まだ死んでからそんなに経っていません。
鴉の記憶ではイナバ君(仮)は5:10程にここに帰ってきています。
この間にここに来たのは……マーラ様の人のみです」
幹也は死体や鴉の情報を皆に告げた。
「……多分、マーラ様の人は悟空さんが気絶させた人と一緒に二人を殺したと思います」
「……私について来いと言った筈よ、咲夜」
幹也の言葉を聞きレミリアが呟く。
「……レミリアちゃん、今棺桶を投影した。
二人を会社の裏に埋葬しよう」
社長の言葉を聞いてもレミリアは動かない。
「……レミリアさん?」
文が声をかけようとした瞬間、レミリアは浴場の入り口に向かって跳んだ。
「そこね」
「がっ!?」
そしてそこに隠れていた7/の心臓に自分の腕を突き刺した。
「……なんで……ウチの居場所が……?」
「私は吸血鬼。
貴方達人間と比べて少し耳がいいの。
そんな犬みたいに息が荒かったら、いくらなんでもわかるわよ」
社長達は行き成り浴場にレミリアが走っていったので7/を拘束することを忘れていた。
7/はもうサーヴァントは殺すなというマーラ様の人の命令を守るつもりはなかった。
ここにいる自分以外の参加者を殺すつもりだった。
そうしなくては自分が殺されるからだ。
だが、手加減していたといえ悟空の攻撃を受けた彼女は息を荒げながら浴場に向かっていた。
レミリアはその音を頼りに彼女の隠れている場所に向かったのだ。
(……くそ、ウチにはまだ……本物になる……夢が……)
そして7/は事切れた。
「……貴方、奴の場所は解るわよね」
レミリアは唖然としている幹也に尋ねた。
彼女の着ている着ぐるみは7/の血で紅く染まっている。
「……うん、今、地図を書くよ」
そう言って幹也は簡単な地図を書き始める。
「社長、私は二人の敵を殺しに行って来る」
「……解った、ただその服で出て行ったら誤解されるだろうからこれを着ていくといい」
そういって社長は投影を開始した。
投影が終わった後、彼の手にはイナバ製の普段レミリアが着ている服が出来ていた。
「ありがとう」
「それと、これは私からの餞別だ」
社長は新たにある物を投影した。
「まだ掛かりそうだな……」
マーラ様は溜め息をついた。
マーラ様の人は12/の元に向かっていた。
だが、12/はまだ離れた場所にいる。
マーラ様が溜め息をついた原因の一つがそれだ。
そしてもう一つあった。
「7/は死んだか……」
別に彼にとって7/は駒でしかないので別に死んでもどうでもいいことだ。
彼が残念がっているのは7/が直ぐに死んだことだ。
「もしかしたらあいつ一人も殺してないんじゃねえか」
と言っても彼はその原因は少しは自分にもあることを知っている。
「……この銃、渡しとけばよかったかなぁ」
マーラ様は自分が手に持っている物を見つめる。
イナバ製作所製パニッシャー。
7/はまともな暗殺手段を持っていなかった。
せめてこの銃か拳銃を渡しておくべきだったのだ。
「ま、気にしてても何も変わらな……」
そう言っている最中マーラ様の人は後ろを向いた。
彼は異常なまでの殺気を背中に感じたからだ。
「あら、何て顔をしているのかしら。
まるでそこにいてはならないようなモノを見るような顔をして」
そこには、紅い吸血鬼がいた。
「……お前」
「さて、貴方に聞きたいことがるの」
俺は驚いた。
当たり前だ、そこには俺を殺した二人の部下と上司が居たのだから。
……探求者め、あいつに俺の居場所を教えたな。
「……お前は次に『なんであの二人を殺したのか』と聞く」
「覚悟はできているかしら」
……こいつ、本気か。
だが、あいつは俺の奥の手、大量の6/のレプリカの存在を知らない。
今、奴の後ろに召喚したら奴を殺せる。
「行け!」
俺は奴の直ぐ後ろに五人のレプリカを召喚した。
「あらあら、自分の従者の躾もしていないのかしら」
だが、奴は直ぐに後ろに大量の弾幕を放った。
普段弾幕ごっこに使っているような弾幕じゃない。
相手を殺す為の、武器としての弾幕だ。
もちろん、人がかわせるような隙間なんてない。
レプリカ五人は一瞬で五個の肉片となった。
「……おいおい、スペルカードの宣言を忘れているぜ」
「あら、これは殺し合いじゃなかったのかしら」
……軽口も通じねえか。
「……いいぜ、レミリア・スカーレット。
本気でお前を殺してやる。」
「……来なさい人間。
無様に足掻き続け、その筆を我が心臓に突き刺してみよ」
「ふん、こんな言葉をしてるか?
『ペンは剣よりも強い』んだぜ!」
書き手と吸血鬼の殺し合いが始まる。
「じゃあ、始めようぜ。バトルロワイヤル」
【マーラ様の人@カオスロワ書き手】
【状態】尻から出血(治療済み)
【装備】拳銃、メイド服、イナバ製作所製パニッシャー(重機関銃残弾残り弾数100%/ロケットランチャー残り弾数8発)
【道具】ノートPC、支給品一式
【思考】
基本:数十人の6/レプリカを指揮し、本物の◆6/WWxs9O1s氏を殺す
1:目の前の吸血鬼を殺す
2:12/のところへ向かう
3:6/のレプリカ(0/~13/)たちは隙を見て回収
※レプリカをつくったのは彼です
「じゃあ、始めましょう。バトルロワイヤル」
【レミリア・スカーレット@東方Project】
【状態】健康、カリスマ全開
【装備】普段着withイナバ製作所 大量のバケツプリン
【道具】支給品一式 その他不明 製図用の鉛筆×1,900本 印付きの地図 大量のポケットティッシュ(
範馬勇次郎お手製)
【思考】基本:イナバ製作所で働く
1:目の前の人間を殺す
2:
イナバ製作所社長に従う
3:いずれは囚われのイナバ製作所の社員を救い出す
4:イナバ製作所紅魔館チームのリーダーとして行動する
5:パンツを取り返す
※若干二次創作色が強いです。
※イナバ製作所に就職しました。
※普段着はイナバ製なので着ている時に日光に当たっても大・丈・夫!
※阿部高和、マーラ様、ギルガメッシュ、ビリー・ヘリントン、ソウマを危険人物と判断しました。
※キャスターたちをイナバの社員だと思っています。
※社長から何かを貰いました。それが何なのかは次の書き手に任せます。
「社長」
私の傍にいる紫が私に声をかける。
いま会議室には私達二人しかいない。
キャスター達には三人を埋葬するように頼んだ。
「何かな、紫」
「顔、拭きなさい」
紫はポケットからハンカチを取り出した。
紫に言われて自分の顔を触る。
私の顔は塗れていた。
「……ご婦人の前で泣くとはな」
そう言って私は彼女のハンカチで顔を拭いた。
「彼等、終わったみたいよ」
紫がそういうと会議室の扉が開いた。
私は今から信長の場所を探さなくてはならない。
イナバ君(仮)、あの世で休んでいてくれ。
いずれ私もそこにいく日が来るだろうから。
何時まで掛かるかわからないが、そこで待っていてくれ。
我が、最愛の娘よ。
【二日目・17時30分/新惑星・大田区】
【蒼崎橙子@空の境界】(マスター)
【状態】健康、首輪無し
【装備】無し
【道具】支給品一式、人形の入ったホイポイカプセル、人形創りの道具、煙草(この二つは支給品ではありません。)
【思考】
基本: 主催者を殺し、その後に青子を殺す(それまでは取り合えず協力し合う)
1:この聖杯戦争、主催者の意図について調べるがチャンスが来るまで動かない
2:アーチャー達と協力するがあくまで目的は聖杯戦争の破壊
3:協力者を集める。弱者は一応保護
4:さて、どうする。
【蒼崎青子@月姫】(マスター) (クラス・キャスター)
【状態】健康、首輪無し
【装備】透明マント
【道具】支給品一式
【思考】
基本: 主催者を殺し、その後に橙子を殺す(それまでは取り合えず協力し合う)
1:この聖杯戦争について調べるがチャンスが来るまで動かない
2:アーチャー達と協力するがあくまで目的は聖杯戦争の破壊
3:とりあえず襲ってき奴は軽く蹴散らす
4:さて、どうしよう?
※橙子の令呪は効きません(意地)。
※孫悟空のマスターです。
【孫悟空@ドラゴンボールZ】(クラス・ヒーロー)
【状態】健康、首輪無し
【装備】無し
【道具】無し
【思考】
基本: 主催者を倒し、元の世界に戻る。
1:青子と橙子を手伝う。
2:サーヴァントは腹へらねぇのかぁ。
3:監督役とも戦ってみたい
4:プリン、うまそうだなぁ。
※主催者に存在を気づかれていないようです。そのため首輪と支給品はありません。
この世界の人間ではないので宝具は持っておりません。
参戦時期は本編終了後です。
打者の存在を知りました
【射命丸文@東方Project】(マスター)
【状態】健康、首輪無し
【装備】手帳@現実
【道具】不明
【思考】 基本:真実を新聞にして客観的に皆に伝える
1:この聖杯戦争を生き延びる
2:元の世界に皆で帰る方法を探す
2:式には負けない(何についてかは自覚していない)
4:咲夜さん……
【黒桐幹也@空の境界】(クラス・サーチャー)
【状態】健康、首輪無し
【装備】エーテライト
【道具】謎の本、他は不明
【宝具】此の者想いし最愛の人(両儀式)
【思考】
1:鮮花やその他の知り合いを捜す
2:文を手伝う
3:橙子達も手伝う
4:式に会えて嬉しい
【両儀式@空の境界】
【状態】健康、首輪無し
【装備】不明
【道具】支給品一式、ナイフ
【思考】
1:幹也を許(はな)さない
2:何があっても幹也を守る
3:何故、あの男には線が視えないんだ?
4:コイツ(レミリア)は殺していいのか?
【イナバ製作所社長@現実?】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式その他不明
【宝具】全て遠き理想物置《イナヴァロン》
【思考】
1:大・丈・夫!
2:紫と行動する。
3:聖杯戦争を静観するつもりだったが……まあいい
4:
織田信長の新たな居場所を探る
5:イナバ君(仮)……
※実は聖杯戦争の監督役です
※聖杯がどこにあるか知っています
※聖杯の完成を望んでいます
【八雲紫@東方Project】
【状態】健康
【装備】日傘
【道具】支給品一式その他不明
【思考】基本:バトルロワイアルを終わらせる
1:社長と行動する
2:さて、どうしようかしら?
※スキマでの移動は制限が掛かっています。
【7/@現実? 死亡確認】
最終更新:2009年11月22日 09:01