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秋葉原のとある廃墟……
今にも崩れそうなそこに、人が近寄るわけもないし、中には誰もいない。
……それが事情を知らない者の考えだろう。
だが、人はいる。
このDIOと、リンだ。
私はただ階段を降り続け、リンはそれを追ってくる。

リンに襲われた際の時間は16時30分…あとたった30分で陽は沈んだだろう。
しかしその時間はあまりに短く、しかし長い。
崩れそうなせまい廃墟、本気で斬りかかってくるリン。
まずかわしきれずに斬られるか、廃墟が耐え切れずに崩れるだろう。
そこでこのDIOはあえて逆、さらに地下に潜ることにした。
これは賭けだった。まず地下が不思議のダンジョンでなくては意味がなかった。
そして結果は……

「くそっ!もう腐ったパンもおにぎりもいらん!」

見事に不思議のダンジョンだった。しかしアイテムの出が非常に悪い!

「……いい加減に、死ね」

ヌゥ…!あ、危なかった。
敵は階段を降りられないルールをリンはあっさり破っている。
リンにも適用されていれば、地下二階でじっくり対策を練れたのだが……
しかし私が地下に潜ったのは、それが狙いではない。
もちろんただ大好きなダンジョンを楽しむためでもない。
真の目的、リンを元に戻すためだ。
私にはわかる。あれは私への不満が爆発したとかそんなものではない。
混乱状態かと思い、拾った弟切草を投げつけてみたが効果はなかった。
つまり混乱ではない。それでいて何故私を襲うのか?
考えられるのはただひとつ。何者かに操られ、私の抹殺を命令されている。
洗脳は自分がやるぶんには強力だが、敵にやられると対処が面倒極まりないが……
このDIOを誰だと思っている?
夜の帝王にして、既に99階を踏破した超一級の風来人、ダンジョニストだッ!
打開策は既に考えている!
不思議のダンジョンには様々な敵や罠が存在する。
いきなりサビの罠を踏んでビクッとしたりもする。
画面外から爆弾や石が飛んできて挫けそうにもなる。
鍛えた剣と盾を催眠術で変化の壺にぶちこまれ、腐ったおにぎりと木の矢にされた日には…
泣く。
しかしそれでも私はダンジョンに潜っていく。それは何故か?
答えは簡単だ。そのスリルがたまらないし、有用なアイテムが待っているからだ。
私が求めているアイテムは、あらゆる状態異常を回復する【万能の杖】。
この杖なら、いかに強力な洗脳でも解除し、リンを元に戻すことができる。
しかしそれがなかなか見つからない。
盾は貧弱貧弱ゥ!なままだ。これ以上下の階はかなり厳しいッ……!

タラララララー!
【モンスターハウスだ!】
…ぬかったぁ!このDIOがぁ!
ま……まずい。前門のグレートチキン、後門のリンだ!
通路に退いて一体ずつ相手にするモンスターハウス基本法が使えない!
このままではリンかモンスターに殺られるのは目に見えている!
くッ……運任せの行動は嫌いだが迷っている暇はない!
この三本の未識別の杖のどれかが万能の杖であることに賭けるしかない……!

二日目17時10分/新惑星・秋葉原廃墟のダンジョン地下51階】
【DIO@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】健康、焦り、小疲労
【装備】ドラゴンキラー+4、鉄甲の盾+2@風来のシレン
【道具】支給品一式、不明支給品、皮の盾-1、かつおぶし、未識別の杖×3、
薬草、腐ったおにぎりとパン×8、白紙の巻物、とびつきの杖【3】@不思議のダンジョンシリーズ
【思考】
1:カオスロワの混乱に乗じて、世界を制覇
2:鏡音リンを正気に戻したい
3:どれだ…?どれでもないのか……!?
4:はぐれた手駒と合流できればするが、新たな手駒もつくる
*吸血キャラに念を送れるが、あまりキャッチしてもらえません。
アーカードナルドにはそもそも送れません。

【鏡音リン改@ボーカロイド】
【状態】強化、改造、洗脳済み、全裸、僅かに疲労
【装備】なし
【道具】黄金のパン
【思考】
1:◆39/WWxs9O1sに従う
2:DIO、初音ミク、6/の抹殺
最終更新:2009年11月24日 00:23