「必ず、借りは返す・・・・・・!」
月明かりもない夜の道を歩きながら少女は呟いた。
今すべきことは、とりあえずはイナバ製作所への帰還。
体はボロボロ、服もボロボロだが、移動する分には何の問題もない。
「社長は大丈夫かしら? ・・・・・・って、心配することないか、社長だし」
今の自分の雇い主、
イナバ製作所社長の心配をしたが、2,3秒でやめた。
『だって、社長だし。』心配をやめるには十分すぎる理由だった。
「それにしても・・・・・・イナバ製作所は一体、どこにあるのかしら?」
歩いていて気付いたのだが、自分がイナバ製作所の正確な位置を分からないことに気付いた。
あの時は地図があったし、傍らには妹紅がいた。
「そういえば、妹紅はどこに行ったのかしら? ・・・・・・心配することないか、妹紅だし」
数時間前まで、一緒に行動していた藤原妹紅も心配したが、2,3秒でやめた。
『だって、妹紅だし。』この理由で納得するのかはよく意味が分からなかった。
「夜なのに月が見えないわね……今日は満月の夜じゃなかったのかしら?」
ふと、夜空を見上げる。夜の象徴―――月が出ていないことに気付いた。
が、今重要なのは、ソレではない。
「迷ったわ、本当にどうしよう?」
道に迷った。この都会のコンクリートジャングルの中でたった一人取り残されてしまった。
レミリアが途方に暮れていた。そのとき…
「・・・・・・・・・・」
「あれは……前田君のお母さん?」
バットを担いた人相が怖い女性、前田母が歩いてきた。
どうやら、この前田母、帰宅中のようである。
そこでレミリアは前田母にイナバ製作所の聞くことにした。
「イナバ製作所はこっちで合っているのかしら?」
「・・・・・・・・・・」
(駄目だ。やっぱり会話が通じないわ……というか、どうやってイナバ君(仮)は前田君のお母さんと会話したのかしら?)
そんなことをレミリアが考えている間に前田母は歩いてどこかに行ってしまった。
「結局、イナバ製作所の場所が分からないままね……本当に参ったわ
そういえば、前に美鈴が言っていたわね、『道に迷った時は棒を倒せばいい』ってね」
レミリアが辺りを見渡し、棒を探す。数秒後、一本の木の棒を発見した。
そして、レミリアはその棒を拾い上げ―――
「さあ、イナバ製作所はどっちかしら?」
―――上空に投げ上げた。
勢いよく木の棒は夜空に吸い込まれるように舞い上がっていった。
そして、物理法則に従い、地面に落ちてくる。
ザクッ!パカッ!
しかし、運が悪いのか良いのか木の棒は地面に突き刺さり、何故か知らないが真っ二つに割れた。
その結果を見たレミリアは思った。
―――わかったわ、これは間を取ってこのまま、まっすぐ進めってことね!
そして、レミリアはそのまま、まっすぐ進んでいった。
【レミリア・スカーレット@東方Project】
【状態】激しい怒り、ダメージ(大)、カリスマ全開よりすこし下
【装備】普段着withイナバ製作所(ボロボロ)、社長が投影した咲夜さんのPAD(ボロボロ)
【道具】
【思考】
1:とりあえず、イナバ製作所に戻る
2:
マーラ様の人、八雲紫を探し、殺して咲夜の仇をとる
3:イナバ製作所社長に従う
4:妹紅と社長が若干心配
※まっすぐ進むとイナバ製作所に着けるかどうかは不明です。
■ ■ ■
そのころ、前田母は自宅に着いたのだが……
「いらっしゃい」
「・・・・・・・・・・」
何故か自宅が光写真館になっていた。
【二日目・19時30分/新惑星・光写真館(元前田君の家)】
【前田母@魁!!クロマティ高校】
【状態】健康
【装備】いつものエプロン 野球のバット
【道具】支給品一式その他不明
【思考】
0:・・・・・・・・・・
1:甲子園に行きたい
2:野球がしたい
※原作3巻、林田に野球部に誘われたところからの参戦
【光栄次郎@仮面ライダーディケイド】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式その他不明
【思考】
1:夏海と士君とユウスケ君はどこに行ったんだ?
最終更新:2009年12月15日 00:12