ただ広いデパートの中は静寂に包まれ、かつての賑やかさを見せない。
ただ売られるべき商品が置いてあった棚が釈然と並んでいる。
電気は点けられず、不気味に緑色の非常用の電気が辺りを照らす。
そこを、何かが通り過ぎた。
「ハァ、ハァ…」
「大丈夫?中で結構走ったけど。」
息切れを起こし、膝をつくリヴァル。
単にこの全四階のデパートを階段で一気に昇ったに過ぎないが。
「クポ? マリア、その人がさっきの音の…」
そこにはぬいぐるみ―ではなく、モンブランが居た。
「???」
ぬいぐるみが動いている。リヴァルにはそう見えた。実際はそう思わない方がおかしいのだろうが。
「モグはモンブランクポ!」
「モ…モグ?モンブラン?」
普通にリヴァルは困惑していた。そんなリヴァルを尻目に、「まあ良いわ、話を聞かせてもらえる?」とマリアは言う。
リヴァルは
ゲームが始まってから先程の状況まで説明した。
それこそ彼を脅かす要素のある話などなかった。有益な情報も無かったが。
「そうね、私達の方は―」
今度はマリアが自分達の状況を話し始めた。
「じゃあこのデパートに立て篭もるって言うのか?」
リヴァルはモンブランから貰ったカロリーメイト・チーズ味を口に詰めながら確認する。
「…でも三人で立て篭もるとしたら食糧が一日も持たなくなるわ。」
モンブランがデパート内でかき集めた食糧はマリアとモンブランで一日半分。だが、リヴァルの分も入れると一日持つのが良いところだった。
「他の店から持ってくる必要があるクポ?」
「ええ、とにかく食糧は足らないから、いずれ動かなければならなくなるわ。」
「じゃあモグが行くクポ!」
「いや、私も行くわ。一人では効率も悪いだろうし。」
リヴァルを置いて話が進む。
「じゃあモグは先に行くクポ。」
モンブランはドアへ向かう。
「ああ…じゃあリヴァル、あなたはどうするの?」
「え? 俺?」
「ここで待つの?」
「ああ、俺は―」
リヴァルが答えようとした瞬間、開いたドアからモンブランが吹っ飛んで来た。
「いやっ!?」
「マリア!」
吹っ飛んで来たモンブランの身体がダイレクトにマリアに当たる。
そして、そのドアには、一人の男が立っていた。
【
四日目 銀座デパート屋上 1時】
【マリア・トレイター@SO3】
[状態]:軽傷
[装備]:リーサルドラグーン@サガフロ
[道具]:支給品
[思考]1:目の前の敵に対処する
2:食糧を探す
【モンブラン@FFTA】
[状態]:軽傷 気絶
[装備]:??
[道具]:支給品
[思考]1:気絶中
【リヴァル・カルデモンド@コードギアス】
[状態]:パニック
[装備]:不明
[道具]:支給品
[思考]1:目の前の敵に対処する
2:食糧を探す
【サラマンダー・コーラル@FFDQロワ】
[状態]:マーダー
[装備]:?
[道具]:支給品
[思考]1:目の前の敵を殺す。
最終更新:2007年01月31日 16:50