我は死んだのだろうか…
上も下も分からない空間に漂っているような気がする。
(
トップハム・ハット卿……)
どこからか、聞き覚えのある声がした。振り向くと銀髪色黒の青年が立っていた。
「まさか…ヴェイグ…なのか?」
あの時、彼は我々を庇って、自爆したんじゃなかったのか?
(そうだ…だが貴方の知る、ヴェイグ・リュングベルじゃない、トーマスに取り込まれたヴェイグだ)
「何を言っているんだヴェイグ! 我が知らないとは一体、何だ」
(今から俺が見せる、これが真実だ!)
「う! うわあああああああああ!!」
トップハム・ハット卿の頭の中に全ての真実が……知るはずのないことまで流れていく。
そこには線路を走るトーマスがいた。
車庫に入るトーマスがいた。
ディーゼル機関車に突っ込まれるトーマスがいた。
脱線するトーマスがいた。
さらには空を飛ぶトーマスや海を走るトーマスがいた。
海に沈むトーマスがいた。
神に挑もうとするトーマスがいた。
神に負けるトーマスがいた。
そして
ト - マ ス エ ン ペ ラ ー
「そうか、そういうことだったのか…」
(トップハム・ハット卿、分かったか? これが■■■■だ!)
「ああ」
青い光が自分を導いているような気がした。その先には…
「「トップハム・ハット卿!」」
いつもように運転手と車掌が指示を待っている。大丈夫だ。今、行くさ。
(行くのか?)
「ああ」
(最後に一つ聞かせてくれ、貴方にとってトーマスとは何なんだ?)
「何、簡単なことだ」
私は一呼吸置き、ヴェイグの問いに堂々と答えた。
「素晴らしいことだよ」
【トップハム・ハット卿@きかんしゃトーマス
ゲームより完全消失】
【車掌@きかんしゃトーマス ゲームより完全消失】
【運転手@きかんしゃトーマス ゲームより完全消失】
きかんしゃトーマス HAPPY END?
最終更新:2010年01月17日 00:18