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廃墟というよりも更地になってしまった秋葉原。
戦国武将、長宗我部元親は新たなる獲物を求めて、そこを彷徨っていた。

「人っ子一人見つからねえ……」

周囲を見渡しても誰一人、見当たらない。
大穴が周囲に開いているが、誰も居ない。

「信長とも、家康とも連絡取れねえし、どうしようかねぇ?」

元親がぼやきつつ、歩いているとやっと一人、寝ている(?)男を見つけた。
元親の目的は【強者との戦い】なので不意打ちで殺しても面白くない。
そこで元親はその男を起こすことにした。

「おい貴様、起き――――!?」

その時、元親に電流走る…(電気的な意味で)
(なんだ、今のは?)

「よく寝た、んっ、何だ、君は?」

そして、男はようやく目を覚ます。
黄色いハッピを着た謎の男。

「俺は長宗我部元親、戦国武将だ、貴様何者だ?」
「僕はそうだな、名乗るほどの者じゃない、けど誰かがこう呼ぶ『ヤマダ電機社長』とな」

次の瞬間、ヤマダ電機社長(以降ヤマダ)から超電磁砲(レールガン)が飛び出した。
しかし、神速の居合いを以て、元親は飛んでくるコインを弾く。

「ほう、やるねぇ。この不意打ちを防いだのは君で丁度、53人目だよ」
「結構な人数じゃねえか! しかもどこが丁度なんだよ!」

ツッコミを入れつつ、日本刀を構えなおす元親。
だが、今ので判ったコイツも紛れもない化物である、と。
ならば……

「殺りあって、死んでも構わねえよなぁ!」
「別に構わない、かかって来いよ!」

解き放たれた野獣のような目つきでヤマダを睨む元親。
しかし、ヤマダは余裕の態度を崩さない。

「でゃぁああああああ!」
「うおっ、あぶねっ!」

凄まじい勢いでヤマダを斬りかかる元親。
だが、迫り来る刃をギリギリのところでかわすヤマダ。
避けた反動を利用して、蹴りをお見舞いするが、刀の鞘によって防がれる。

「肉弾戦はあんま得意じゃないんだけどね」
「どこがだ!」
「いや、だって僕、義兄さんに一回も勝ったことないし」

距離を取りつつ、気さくに元親に話しかけるヤマダ。
ここで言う、ヤマダの義兄さんとは今話すべきではなかろう。

「では、次はこちらから行かせてもらう」

ヤマダを中心にして砂塵が舞い上がり、元親の視界が一瞬ぼやける。
常人ではヤマダの姿を見失いそうになるが、そこはSENGOKU☆BUSYOU。
ヤマダの動きを見失わない。

「そこか!」

次の瞬間、ヤマダの身体が真っ二つに裂けた。
あまりにもあっさりと一瞬であったが、それに元親は逆に嫌な予感が過ぎる。
(……斬った感覚がまるで無い……もしや!?)
元親の嫌な予感が的中する。

「馬鹿め! 隙を見せたな! トンファーキィィック!!」

背後から電気を纏ったヤマダのとび蹴りが元親の背中にクリーンヒットした。
そう、元親が斬ったのはヤマダの電気の熱によって生み出された陽炎であった。
ちなみにヤマダは『トンファーキック』と叫んでいるが、別にトンファーを構えてるわけでは無い。

「グレンキャノンもだ! いけえ!」

さらにヤマダの攻撃は続く。
両手の五指全てでコインを弾き、まさかのレールガン10連発である。
ちなみにヤマダは『グレンキャノン』と叫んでいるが、別にイデオンに乗っているわけ(ry

「ゲッタァァビィィム!!!」

しかし、元親も負けじとゲッタービームを放つ。ありえん(笑)
流石ゲッター! おれたちにできない事を平然とやってのけるッ そこにシビれる! あこがれるゥ!
何はともあれ、飛んでくるレールガンを全て相殺する元親。

傍目からみれば確実に人間同士が戦っているとは思えないだろう。
だが、ここに居るのは紛れも無く『人間』である。

「貴様の目的は何だ?」

不意に元親がヤマダに話しかけた。
そして、ヤマダは元親にこう返した。

「簡単なことだ! 僕は【クライシス帝国】の尖兵なんでね。
 怪魔界50億の民をこの星へ移住させる為、この星を征服するだけだ!」
「な、なにィ!」

衝撃の事実が判明した。

「それでは、さよなら。長宗我部元親君」

ヤマダの姿が煙のように消えていった。
元親は神経を集中させ、ヤマダの気配を探るが…

「あの野郎、逃げやがった!」

ヤマダ、まさかの敵前逃亡である。


三日目・3時00分/新惑星・秋葉原跡地】

【長宗我部元親@戦国時代】
【状態】ダメージ(中)、DG細胞感染、ゲッター線を大量に浴びた SENGOKU☆BUSYOU
【装備】日本刀(DG細胞感染、ゲッター線を大量に浴びた)
【道具】なし
【思考】
0:あの野郎、逃げやがった!
1:戦いを楽しむ ただし、ヤマダは例外
2:気が向いたら信長の指示通り、参加者をひっかきまわす
3:さらに気が向けば、ボーカロイドを探して殺してもいい
4:セイバー、狙撃手、またはまだ見ぬ強者と戦いたい
5:化物(アーカードナルド)を探して戦いを挑む
6:クライシス帝国については保留。


その頃、ヤマダは……

「義兄さんと連絡取れねえな
 だけど、事は順調に運んでるみたいだし、まあいいや」

ワープ先、千葉の幕張メッセにて悠々と休んでいた。

【三日目・3時00分/新惑星・幕張メッセ】

【ヤマダ電機社長@現実?】
【状態】ダメージ(中)、
【装備】黄色いハッピ
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】基本:世界を制覇し、怪魔界50億の民をこの星へ移住させる(主催者は倒す)
1:休む
2:義兄さんと連絡を取りたい
3:元親とはそのうち決着をつける。
イナバ製作所社長との関係は不明です
※超電磁砲(レールガン)の使い手です
※実はクライシス帝国の尖兵です
最終更新:2010年03月03日 00:22