「押忍、・・・・すごい漢ども、不破刃だ」
「不破、そんなこと言っている場合ではない!」
現在、彼らは物陰に隠れながら、主催者本部の廊下を走り回っていた。
しかし、流石は主催者の基地の内部、監視カメラの一つや二つはあった。即座に鳴り渡る警戒の音。
そのため、彼らはすぐに見つかるが…
襲い来る名も無き武将達を薙ぎ倒していった。
「流影陣ッ!」
師範の下敷き……基、奥義、流影陣で飛んでくる銃弾を跳ね返す。
あのリョウ・サカザキの覇王翔吼拳すら跳ね返すことが出来るのだ、これくらいは造作も無いことです。
「馬鹿め! 後ろがガラ…「貴様らに今を生きる資格は無い」…ガはッ!?」
後ろから師範を狙い撃ちしようとした愚か者が飛竜によって斬られる。
飛竜はそのまま、壁を駆け上がり、天井を蹴ってさらに加速。
敵陣に突っ込み、ライトセーバーでモブの武将の頭部を正確に貫いていく。
パクッたライトセーバーのはずなのだが、本来の持ち主以上に使いこなしているようにも見える。
モブの武将達が弱いわけではない。相手が悪すぎるのだ。
一人は人間とはとても思えない程の身体能力を持った男。
そして、もう一人は……
「・・・・すごい漢だ。」
モブの武将の誰かが呟いた。
【モブ武将×30@戦国時代 死亡確認】
◆ ◆ ◆
30人近くいたはずのモブの武将たちは一分と持たずに壊滅した。
待ち伏せ部隊も殺気を読んで、即壊滅。遂に玉座の間に辿り着いた。
「ここか、信長は!」
「多分だがな…」
閉じられた扉を強引にこじ開ける師範たち。
しかし、彼らを待っていたのは信長ではなく一つの影だった。
「ここまでです、歴戦の忍たち」
「貴様は……服部半蔵!」
「信長は…まさかここは罠か!?」
「その通りです、飛竜、貴方はアクションゲームの主人公であるが故に敵が多い方に来るのは百の承知でした。
ただ、途中で倒れるかと思いましたが中々やりますね。ですが、貴方たちの快進撃もここまでです」
半蔵は刀を構え、師範と飛竜を睨みつける。
ここに居るのはとてもガキ使を楽しみにしていた男の姿は無く。
徳川十六神将の一人にして伊賀甲賀衆の頭、鬼半蔵であった。
「飛竜殿!」
「……わかっている、来るぞ。不破!」
「不破刃、参るぞ!」
世を忍び、影を生きるもの達の激闘が始まろうとしていた。
【
三日目・6時00分/主催本部】
【不破刃@Art of Fighting 龍虎の拳外伝】
【状態】健康 忍者 師範 すごい漢
【装備】なし(没収されました)
【道具】なし(没収されました)
【思考】
1:半蔵を倒す
2:せこい漢は必ず、殺す
3:己、如月影二! 許 ざ ん ッ !
【ストライダー飛竜@ストライダー飛竜】
【状態】健康
【装備】ライトセーバー@スターウォーズ
【道具】俺にそんなものは必要ない
【思考】
1:半蔵を倒す
2:主催者の首を刈る
【服部半蔵@戦国時代】
【状態】健康
【装備】忍刀
【道具】なし
【思考】基本:信長様を手伝う
1:目の前の二人を殺す。
2:家康様……
最終更新:2010年03月15日 08:48