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ぎゅきゅるるるる~・・・・・

その猫の腹は鳴っていた。
もうすんごい鳴っていた。
突然の大災害、しかしせめてもう一度ご主人様に会いたいという
強い願いをもっていたこの猫は奇跡的に生還したのだ。
しかし……

「ふにゃ~……(腹が…もう駄目だ……)」

いぬかきならぬねこかきで濁流を泳ぎきった猫・・・タマは空腹で限界寸前。
ダンジョンゲーでいうところの、黄色いライフバー状態だ。
ようするに、何か食わないと、死ぬ。

「…にゃ……(ご主人……)」

ついにタマは力付きた。もう一歩も動けない。
だが、神はタマを見捨ててはいなかった!タマが倒れた、ちょうどその先にそれはあった。
何故でかい?何故道端に?どう料理した?どうして踏まれていない?
ツッコミだしたら謎だらけの、熱々コロッケがあったのだ!

「にゃうん!(いただきます!)」

確かに凄く怪しいが、考えるより先にタマはそのコロッケに飛びついた。
そしてコロッケを食べたタマの体に異変がっ!

「これは……どういうことだ!?」

なんとコロッケを食べたタマは材料に使われていた神の力の一部を吸収して、
二足歩行になったのだ!ついでに人語も喋れ、身長も伸びた。

「よくわからないが……これでご主人を探しやすくなったぞ!」


三日目7時00分/新惑星・大田区】
【タマ@サザエさん
【状態】健康、獣人化、満腹、困惑、疲労大
【装備】なし
【道具】なし
【思考】
1:ご主人になんとしてももう一度会いたい
最終更新:2010年03月23日 00:21