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「人類の未来を守らねば……!」

シュバルツバース調査隊隊長ゴアはそう呟いて方舟より降りた。
方舟は乗船者が望んだ場所に各々を降ろしていたが、
彼が選んだのは東京都、つまり彼の初期位置だった。
ただ違うのは、ゴアがこの世界、バトロワを知ったことだ。

「方舟にいた者の話しでは、皆一様に突然この世界に放り込まれ……
そして殺し合いを強要されたとのことだったが……
まさかシュバルツバース内部が多次元融合世界とは思わなかった。
てっきり悪魔の住む世界だとばかり思っていたのだがな」

微妙に勘違いし、そしてメタなことを呟きつつゴアは駆ける。
たとえ飛び込んだ世界が本来とはことなる世界であっても、
ゴアは根っからの人類の未来を守るために戦う戦士であり、当然思考は対主催であった。

「シュバルツバースは常に拡大していた、これはつまりどんどんとこの世界に人が送られ……
そして殺されることになってしまう!早急に織田信長なる者を倒さねば!」

幸いなことに、なぜか彼の装備品はゲーム中でも最強の品だった。
加えてゴアは某国の将軍を務める男。奇妙な服――デモニカの下には鍛えられた肉体もある。
そして彼には、さらにある力がある。

「む?こんな道端に何故タキシードが?」

不思議に思ったゴアが、そのタキシードを拾い、試着したその瞬間……

『ゴアよ……私の声が聞こえますか?
私は……いえ、私の正体など今は些細なことですね。
あなたには『超人』の素質があります。
どうかゲーム中では発揮しきれなかったその力で……
この世界を、そして罪のない人間達を守ってください……』

謎の存在の声がゴアの脳に直接響いた。やがて声が聞こえなくなる頃……

「なんだったのだ今のは……しかし身体中に力を感じる。
……この力を、人類を守るために使えというのか?ふっ……私は元よりそのつもりだ!
シュバルツバース調査隊隊長の名にかけ、必ずやこの世界、人類の未来を守ってみせる!」

タキシードを着こなし、天高く拳を構える超人となったゴアの姿がそこにあった。

三日目・8時10分/新惑星・東京都】

【超人ゴア@真女神転生SJ】
【状態】超人、物理、銃攻撃完全反射、風攻撃弱点
【装備】黒い新品タキシード、天帝の剣、ピースメーカー、デモニカスーツ@真女神転生SJ
【道具】支給品一式
【思考】基本:人類とこの世界の未来を守る
1:部下のクルー及び対主催の参加者を探す
2:主催者、危険人物は倒す
最終更新:2010年03月23日 00:25