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「ヒャーハッハッハッハ!! 完成じゃあ!」

東京都に、狂気を孕んだ笑い声が響く。
声の主である老人の名は、敷島博士。
兵器開発において世界有数の腕を持つといわれる、天才科学者である。
まあ天才とはいっても、外見も中身も典型的なマッドサイエンティストという、あまりお近づきになりたくない人種なのだが。

さて現在、彼の前には一体の改造人間が横たわっていた。
ライダー軍団との戦闘により機能を停止したライダーキラーである。
その肉体は敷島博士の手で修復され、さらに彼の支給品であった小型ゲッター炉が埋め込まれている。
なお大破した頭部は、代わりに数時間前敷島が拾った猫型ロボットのものが取り付けられていた。

「さあ! 目覚めるがいい! わしの新兵器、『デビルゲッターα』よ!」

適当に考えた名前を叫びつつ、敷島はライダーキラーの起動スイッチを押す。
数秒のタイムラグをおいて、ライダーキラーはゆっくりとその身を起こした。

「よし! 成功じゃ! まあ、このわしが失敗することなどそうそうないがのう」

喜びを隠そうともしない敷島に、ライダーキラーは無言で近づいていく。
そしてその腹部に取り付けられたハッチが開かれ、赤く輝く光線が放たれた。

ゲッタービーム。

敷島が搭載したゲッター炉によって可能となった必殺の兵器は、当の敷島の体を焼き尽くしていく。

「素晴らしい威力! やはりわしの作った兵器は世界一じゃああああああ!!」

おのれの死が迫っているというのに、敷島は心底嬉しそうな叫びをあげていた。
それもそのはず。彼の夢は、自分が作った兵器で殺されることだったのだから。

やがて、敷島の肉体は完全に消滅する。それを確認すると、ライダーキラーは文字通りの機械的な動きで移動を開始した。
兵器は兵器らしく、全てを破壊するために。


三日目・10時/新惑星・東京】

【再生ライダーキラー@カオスロワ】
【状態】機能正常、小型ゲッター炉搭載、頭部がドラえもん
【装備】なし
【道具】なし
【思考】
基本:サーチアンドデストロイ
※生前の記憶・人格等は残っていません

【敷島博士@真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ 死亡】
最終更新:2010年04月17日 00:13