男は銃をホルダーにしまい込むと、代わりにその手に吹っ飛んできたマイクを持つ。
男に後悔は無かった。
いや、後悔をしないとは初めから決めていた筈だ。
あの日、反民主主義―ファシズムを掲げた日から。
もう戻れぬ道である。これまでも多くの血を流して来た。
ユダヤもナチスも関係無く…それこそ自責で苦悩した時もあった。
だが、覚悟はもはや決まった。
これからも、血を流させてみせる。
その男の目にもはや迷いなど無かった。
男はマイクのスイッチを力強く押した。
咳ばらいしながら、男は塵と化したフレイザードから回収した紙を持ちながら、その内容を告げ始めた。
もう人々の呻きなど慣れたものである。
―今の彼に参加者への憐れみ、同情の念は存在しただろうか。
『諸君、私はアドルフ・ヒトラーである。
諸君らはもはや日常生活から脱落した。
後はただ自らの感情に従い、使命を全うするだけである。』
参加者達からのどよめきは起こらない。先の放送で男も知っているように、主催者は何度も変わっているからだ。
『その志半ばで果てた者達の名前の残された者の続きを読もう。
それが彼らへの供養であり…そして諸君らの次の行動を決める筈だ。』
男、アドルフはいよいよ名前を読み出した。
アドルフ自身にも込み上げる者はあるが…それは悟られぬように奥へしまい込んだ。
『八郎の母親、タダシの母親、アップル、ミセスようがん、ロッキー、ドッカン、よんいち、がんすけ、ドナルド・ダック、
野比玉子、黒の結晶、
ジャスタウェイ、大爆弾、地球破壊爆弾、カイザーギドラ、キングギドラ、須田恭也、雛咲深紅、野比玉子、トルネコ、パパス、やる実、ドイツ人少年、
バラン、来栖川姫子、カズマ、ドモン、霧島翔、
フルート、ムラカミ、伊頭臭作、八百長でやる夫、ヴァン・フソダエダ、エース、
ポートガス・D・エース、宍戸錠岡ひろみ、堀池巧、野比玉子、ティナ・ブランフォード、グラップラーA 、グラップルタンク、テッドブロイラー、
野比玉子(59回目)、おならぷーすけ、プー助、堀町タカシ、ぬるぽ、ルルーシュ・ランペルージ、野比玉子、野比玉子、
野比セワシ、野比玉子 、
野比玉子、ヘンリー・タウンゼント、マイク・ドーソン、男、トマーシュ・マサリク、野比玉子、沢村竜平、野比玉子、ランス、
ピスケスのアフロディーテ、骨川スネ夫、石田三成、源義経、北条時宗、平将門、紫式部、卑弥呼、エドワード、シャルル無能王、ピタゴラス、
グラックス兄弟、項羽、孫策、張角、ドードー、ニホンオオカミ、ケナガマンモス、ティラノサウルス、プテラノドン、ステゴサウルス、
ディメトロドン、アノマロカリス、オパビン、シーラカンス、サン・ジェルマン伯爵、野比玉子、市長、福沢祐巳、七瀬彰、オルランドゥ、
オルテガ、クリフト、アリーナ2、カモミール・芹沢、スカーレット、シャーリィ・フェンネス、セリオ、アルル・ナジャ、八神庵、
野比玉子、西原、おカル、野比玉子、イズルート・ティンジェル、西原、アネ゛デパミ゛、今井メロ、エリート兵、野比玉子、ユリアン、
野比玉子、野比玉子、牙大王
…以上である。
では、生き残っている諸君らの更なる健闘を祈る。』
アドルフはスイッチを切った。
この後、何が起きるかはアドルフにも想像がつかない。
だがそれが自然であり…人生の楽しみである。
アドルフは知っていた。
だからこそ予想とは重要なものだと。
BR法施工から
四日目。
戦いは新たな局面を迎えようとしている。
【四日目 東京都国会議事堂前 18時】
【アドルフ・ヒトラー@歴史】
[状態]:良好
[装備]:ベレッタ92F
[道具]:支給品
[思考]1:この戦いを見守る
2:何となく侵略も考えている
※アドルフは国会議事堂から微妙に離れた位置に居る為、禁止エリア死していません。
最終更新:2007年02月05日 10:46