「さてと……これで残るは姉ちゃん、あんただけだな。まだやるかい?」
ゲッター線特有の緑色に輝く日本刀の汚れを振り払って、長宗我部元親はパトリシア・マーティンにニヤリと笑いかけた。
その元親の後ろで、搭乗者ごと斬り刻まれたテキサスマックとガンダムマックスターがバラバラになって崩れ落ちる。
彼が生身で、日本刀一本で巨大ロボットを倒せたのも、彼がDG細胞とゲッター線の力を得たSENGOKU☆BUSYOUだからである。
【ジャック・キング@ゲッターロボ 死亡確認】
【メリー・キング@ゲッターロボ 死亡確認】
【チボデー・クロケット@機動武闘伝Gガンダム 死亡確認】
「さてどうするメリケン姉ちゃん。あんたが呼んだ助っ人は死んだ、まだ仇討ちを続けるかい?」
ゲッター線の影響で<◎><◎>←こんな感じにグルグルになった元親の眼光をうけて、パティはへなへなと座り込んだ。
「おおお、おネガいシマス!ドウカ殺さないデくだサイ!アナタのためなら何でもしますカラ!」
所持していた全ての銃火器を投げ捨てたパティは、涙を流し命乞いをしながら元親の足元へと縋りつく。
「アナタにすべてを捧げマス!このカラダも全部……」
そう言いながら元親に抱きつくパティ。元親はそんな彼女の体を両手で押さえつけると……
「悪いが姉ちゃん。その手は食わねぇよ」
パティの体を力一杯、上空へ向けて放り投げた。
元親は気づいていた。全ての武装を放棄したと見せかけたパティが、服の下にC-4プラスチック爆弾を巻きつけていることに。
復讐心が挫けたと見せかけ油断させて、最後の手段である『自爆』で自分を倒そうとしていたことに。
「まったく最後まで……大した根性だぜ、姉ちゃん」
SENGOKU☆BUSYOUによって空高く放り投げられたパトリシア・マーティンは、薄れゆく意識の中で想った。
(カミカゼ作戦、失敗シマシタか……助っ人のミナサン、こんな戦いに巻き込んでしまってスイマセン
そしてゴメンナサイひより――――アナタのカタキ、討テナカッタ――――)
そして中空で、閃光と轟音が彼女の体を引き裂いた。
【パトリシア・マーティン@らき☆すた 死亡確認】
頭上で起こった爆発を確認すると、元親はしばし瞳を閉じて黙祷した。
センチな気分になったからではない。これが命を懸けて戦ったパトリシア・マーティンとその3人の助っ人達への、彼なりの敬意の表し方だった。
「いやぁー見事な戦いっぷりじゃった!!流石は土佐の鬼若子、長宗我部元親殿!!」
その唐突な明るい声に元親が振り返ると、そこには扇子を広げて笑顔の羽柴秀吉の姿があった。
「羽柴秀吉……いつからそこに?」
「いやー、あの外国の女子の色仕掛けにも引っ掛からないとは流石ですな!わしじゃったら今ごろあの娘と一緒に死者スレに逆戻りしておるところですわ」
自分の戦いを観察されていたと知って不快になる元親。しかし秀吉はそんな元親を巧みな話術と天性の人たらしの
テクニックで自分のペースに誘い込み
話の主導権を握っていった。
「ところで元親殿。御身がその体一つ刀一つであの巨大なカラクリを倒す事ができるSENGOKU☆BUSYOUにクラスチェンジできたのは
なんでもDG細胞とゲッター線なるものが関わっているとか」
「ああ、まあな……」
秀吉のペースにつられて、自分がSENGOKU☆BUSYOUとなった一部始終をついつい話してしまう元親。
その話を聞いて、秀吉は目を輝かせる。
「元親殿。この羽柴秀吉一生の頼みでござる!そのDG細胞とゲッター線の力をわしにも分けてくだされ!わしもSENGOKU☆BUSYOUになりたいんじゃ!」
「……そこまでこの力に拘るのは、やはり先ほど放送で言っていたストライダー飛竜なる者の為か」
「……うむ」
ストライダー飛竜。特A級ストライダーにして、主催者の1人である秀吉を盛り上がりも何もなく一瞬で殺したすごい忍者である。
「くやしいが今のわしには奴をブチ殺す力がない……じゃから元親殿!そなたのDG細胞とゲッター線をわしに分けてほしいのじゃ!」
「分けるってどうやって……」
「ふむ、それはこれをこうすれば……」
「なに!そうするとこれがこうなって……」
「「アッー!!」」
そしていろいろな経緯を経て、秀吉は無事DG細胞に感染しゲッター線を浴びて、SENGOKU☆BUSYOUにクラスチェンジした。
「これがSENGOKU☆BUSYOUの力……気が高まる……溢れる……」
元親と同じような<◎><◎>←こんな感じの目になった秀吉は、さっそくその力を試してみることにした。
「えーと、ゲッタービーム!」
その叫びとともに秀吉の口から緑色のビームが放たれ、近くにいた参加者が何人か消し飛ばされた。
【
野比セワシ@
ドラえもん 死亡確認】
【シゲル@ポケットモンスター 死亡確認】
【ドッピオ@ジョジョの奇妙な冒険 死亡確認】
「ほほーこれは大した威力じゃあ。あと元親殿!あれを教えてくだされ!あの首輪のやつ!」
「ああ、あれは首輪をこうしてだな……」
「ふんふんなるほど……こうかな?ゲッター首輪!」
器用な秀吉は早くも技を覚えたらしく、首輪はまるでブーメランのように弧を描きながらその進行上にあるものを全て爆破し、また秀吉の手の中に戻ってきた。
ついでに今の首輪の攻撃で右代宮譲治が死んだ。
【右代宮譲治@うみねこのなく頃に 死亡確認】
「うむ!これで憎きストライダー飛竜に対抗できる!
ところで元親殿、この後何か予定はおありかな?」
「いや……(なんだか殺してない奴が3人くらいいるような気がするんだが思い出せねえ……ヤマダの野郎もどこにいるのかわからねえ……)」
「そうか!ならば拙者と一緒に忍者狩りなどいかがかな?」
「忍者狩り?」
「調べによると我が怨敵ストライダー飛竜には、同行している仲間の忍者がおるそうでな
なんでもそやつは一瞬で数十人もの武将を葬り去る技を持っているとか……どうじゃろう?元親殿は強者との戦いを欲しているはず
この『不破刃』なる忍者ならば、元親殿のお眼鏡に適うと思うのだが……」
それを聞いて、先ほどのパティ達との戦いでもまだ満たされていなかった元親の闘争本能が刺激された。
「一瞬で数十人をね……なかなか面白そうじゃねえか。いいぜ羽柴秀吉、俺もその忍者狩りとやらに参加しよう」
「流石元親殿!そう来なくては面白くない!
さあ待っておれ汚い忍者どもよ、貴様らの首、今から我らSENGOKU☆BUSYOUが狩り立てに行くぞ!」
こうして二人のSENGOKU☆BUSYOUによる忍者狩りが始まった。
【長宗我部元親@戦国時代】
【状態】ダメージ(中)、DG細胞感染、ゲッター線を大量に浴びた、SENGOKU☆BUSYOU
【装備】日本刀(DG細胞感染、ゲッター線を大量に浴びた)、ゲッター首輪
【道具】なし
【思考】
1:戦いを楽しむ ただし、ヤマダは例外
2:面白そうなので秀吉の忍者狩りについていく
3:まだ見ぬ強者(不破刃)と戦いたい
【羽柴秀吉@戦国時代】
【状態】健康、激しい怒り、DG細胞感染、ゲッター線を大量に浴びた、SENGOKU☆BUSYOU
【装備】ダースベイダー仕様ライトセーバー(DG細胞感染、ゲッター線を大量に浴びた)、ゲッター首輪
【道具】支給品一式
【思考】
1:ストライダー飛竜をぶっ殺す
2:飛竜の仲間も殺す
最終更新:2010年04月26日 00:32