「うそ…だ」
野比玉子症候群の犠牲者、富竹は驚愕する。
最初は些細なことだった。
でも、自分は確かに「知った」。
富竹ジロウは、確実に死んだはずなのだ。幾多の死を、与えられている。
「僕は…やっぱり死んじゃったんだ」
嘆く。
その悲惨な嘆きの声には、例え主催者でも同情したかもしれない。
だが、彼の頭に、最悪の考えが芽生えた。
最初は否定したが、やはり否定しきれなかった。
「殺してやる………!!僕を殺した奴らなんて、皆殺しだ!」
富竹が吼える。そんな時、富竹の脳裏に謎の声が響いた。
「分かった。お前に未来を与えてやろう」
次の瞬間、彼は聖堂のような場所にいた。
「ここ、は―――――――――?」
辺りを見回すと、一人の巨人が座していた。隣には、小さな少女。
「驚かせてすまんの、富竹ジロウ。……いや、1stと呼ぶべきか?」
「私はデウス・エクス・マキナだ。そうだな…時空と空間の神だ。
こいつはムルムル…。私の僕だ。」
デウスと名乗った巨人は、富竹に質問を始めた。
「お前は死にたいのか」
「いいや」
「殺されて悔しいか」
「悔しい。殺してやりたいほどに!!」
「ならば……」
「「お前に未来を与えてやろう」」
デウスとムルムルの声が重なった。
光に富竹は包まれ、目を開けると、手には一つの携帯がある。
「これは…?」
「それは「The watcher」…普通は日記所有者の日記を覗く「日記」なのだが、
こんな
ゲームなので改造しておいた。「The watcher」は参加者の首輪に反応する。つまり…
ランダムで参加者10人の行動を把握できるのだ」
富竹は歓喜して、狂喜した。
「この力があれば、僕は無敵じゃないか!!」
デウスは静かに嗤い、しかし、と付け加えた。
「その日記を壊されれば、お前の未来は失われる。つまり…『死ぬ』のだ」
死。
富竹にとっては慣れてしまったが、やはり回避したいものだ。
The watcherを手に入れて、富竹は絶対的優位になっている。
が、他にも「日記」所有者がいることに、富竹は気づいていない。
デウスとムルムルも参加者であることも、富竹は知らない。
【富竹ジロウ@ひぐらしのなく頃に】
【状態】健康、狂喜
【装備】サブマシンガン
【道具】支給品一式 ガムテープ、未来日記「The watcher」
【思考】自分を殺した奴らを殺す。
1.赤の他人でも、邪魔するようなら殺す。
【デウス・エクス・マキナ@未来日記】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】不明
【思考】未来日記を参加者に渡して煽動する
1.しばらくは大聖堂にいる。
【ムルムル@未来日記】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】不明
【思考】デウスと共に行動する。
1.最後はデウスも殺して優勝する。
※デウスが渡した未来日記と所有者
1st「富竹ジロウ@ひぐらしのなく頃に」 The watcher
2nd「野比玉子@
ドラえもん」 逃亡日記(wiki参照)
3rd「タケシ@ポケットモンスター」 無差別日記(wiki参照)
4th「高良みゆき@らき☆すた」 正義日記(wiki参照)
最終更新:2010年05月06日 00:20