球体と男は睨む。
それはデススターとジョンス・リー。
「銀河帝国」の最終兵器、宇宙要塞デススター vs 「深道ランキング」の2位ランカー
無謀。それはあまりにも無謀といえた。
デススターは弾幕を発射した。
発射、発射、発射、発射。
逃げ道はなくジョンスも受けるほかない。
「・・・!」
ジョンスは避けるもまた弾幕。
一方的にあたる。ジョンスの体力は削られていく。
口から鉄の味。
血だ。血が口に湧き出ている。
体中も痛い。
弾幕が腹にあたり口から血が噴出す。
手が痛い。
足が痛い。
腹が痛い。
胸も痛い。
顔も痛い。
爪も痛い。
全てが痛い。
デススターは当然ながらなんの躊躇もなく弾幕を撃つ。
近づけなければジョンスなぞ意味がない。
実際、彼はサンドバッグのように血反吐を吐きながら立っているのみだ。
ドォンと音が鳴り響いた。
デススターは揺らぐ。
それは震脚。ジョンスのあまりにも強すぎる踏み込みである。
ジョンスはデススターに打撃を食らわせた。
双打。
中段手刀発勁。
構え裡門。
構え猛虎。
下段貼山靠。
表貼山靠。
裏貼山靠。
昇貼山。
デススターはMUGEN界でおけるダウン、つまり死亡した。
ジョンスはゆっくりとその場で寝転がる。
あまりにもダメージは多すぎた。
下手をすれば死ぬかも知れない。
(まぁ、しゃあねえな)
ジョンスは死を受け入れていた。
「おやおや、何を倒れておるのじゃ」
そこには一人の可憐な少女。
小柄で華奢。美少女というのにふさわしい人物だ。
白くて長い髪の毛をたなびかせながら彼女はジョンスを見ている。
「アンタは・・・イングリッドとかいったな・・・」
ジョンスはかすれた声で彼女の名前を言った。
彼女はそれを聞くと、輝くような笑顔で返した。
彼女はジョンスを車に乗せ、アクセルを切った。
「とりあえずお前さんを病院まで運んで応急処置ぐらいはしてやるよ。
あとは・・・まあ同行したいのならしてもいいが・・・どうする?」
「どうでもいいよ・・・。花山と決着つけれればそれでいい」
「まったくお前もおかしい奴じゃな・・・」
車は走っていく。
【ジョンス・リー@エアマスター】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】なし
【思考】基本:目的は特になし。
1:花山薫と決着をつける。
【イングリッド@MUGEN】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】自動車(乗車中)
【思考】基本:殺し合いには乗らない。
1:ジョンス・リーの治療をする。
【デススター@スターウォーズ(MUGEN) 死亡確認】
最終更新:2010年08月09日 00:14