天上王ミクトランは優雅に歩いていた。……のだが。
「いかん、私としたことが迷子になってしまった……」
盛大に道に迷っていた。別に迷いの森でなくても迷っていた。
「ベジータを早く迎えに行かねばならぬというのに……」
ミクトランはぶつぶつと愚痴を漏らしながらも角を曲がった。
その時である。
「貴様も、バッキバキに刻んでやるぜえぇぇぇ!」
「ん、今の声、ベジータか!?」
聞き覚えのある、探し人のものと思われる声をミクトランは確かにとらえた。
「ここか!」
「「ぐわああああぁぁぁ!」」
「ハッハッハッ!脆いな戦隊もどきが!
貴様らごとき雑魚がこのサイヤ人の王子ダン様に勝てるとでも思っていたのかぁ!?」
「ぐっ……!」
【鷹丸@謎の村雨城】
【サテュロス@黄金の太陽】
ダンにバッキバキに刻まれ死亡
声のする方に近寄ったミクトランが見たのは異様な光景だった。
ベジータに似た声の男が、ベジータに似た技を使って人間を虐殺している光景。
半壊した戦隊の残党も武器を構えているが、おそらくこの男には適うまい。
本来のミクトランであれば、それで別に構わなかった。
だが、目の前のこの男が、ベジータの真似事をしているこの男が、何故か許せなかった。
「フハハハ!どいつも皆殺しだ!そしてこの星の水は全て私のもの――」
「黙らぬかこの痴れ者が!サイヤ人の王子はベジータだけだ!」
「だ、誰だ貴様は!」
「我が名は天上王ミクトラン!
この私に殺されることを光栄に思え!メテオスォームッ!!」
「いきなりBCはずるぐぎゃああああぁぁぁ……!」
天上王怒りのブラストキャリバーにより、元々傷を負っていた偽王子ダンはあっさり敗北した。
【ダン@熱砂の惑星】
ミクトランのメテオスォームの直撃により死亡
「ふん、やはり強さもベジータの真似レベルか……
私に無駄足までとらせおって、まったく不愉快な奴だったな」
「すまない、おかげで助かった」
「しかし、ミクトランとは、まさか新生鷹の爪団が言っていた……」
ミクトランの乱入により、半壊こそすれ助かった戦隊はおそるおそる声をかけた。
命の恩人ではあるが、同時にもっとも警戒すべき主催者の手先だ。(と思い込んでいる)
「なんだ、あのような放送を信じていたのか?
私は真逆の存在、主催者どもを八つ裂きにしようとしているのだ」
「な、なんと!では我々と志は同じか!」
「ほう?ならば貴様らも私を手伝え。あとついでに道案内も頼む」
「わかりやした!あっしらもミクトランの旦那についていきやす!」
こうして天上王ミクトランは新たに手駒を補充したのであった。
【ミクトラン@テイルズオブデスティニー】
【状態】健康、記憶が曖昧、首輪なし、迷子
【装備】ソーディアン・ベルセリオス@テイルズオブデスティニー、ユーゼスが作った転移装置
【道具】支給品一式、
野比セワシのパソコン
【思考】
基本:主催者を殺す
1:使える駒を集める
2:
真・空気組を倒す
3:ベジータが心配なので、向かえに行く
【ヒース@ルミナスアーク】
【状態】ダメージ(大)
【装備】無し
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:ミクトランについていき主催者を倒す
【座頭ケチ@風来のシレン】
【状態】ダメージ(大)
【装備】無し
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:ミクトランについていき主催者を倒す
「で、結局私はどうなるんですか!?」
そして部屋の隅ではまたしても忘れ去られたウォーターが呆然と立ち尽くしていた。
彼女に幸あらんことを。
【ウォーターⅠ@VIPRPGとか】
【状態】疲労(中) 、全裸
【装備】ウォーターⅢ@VIPRPG、鉄パイプ@サガフロンティア
【道具】支給品一式その他不明
【思考】基本:仲間と合流する。
Ⅰ:これからどうしようか?
Ⅱ:光太郎と合流?
最終更新:2010年08月09日 00:15