ジ・Oのビームサーベルと真ゲッターのトマホークが激突する。
先程のストナーサンシャインの連発でエネルギーも残り僅かの真ゲッター。
撃てても、後一発ほどであろうか?
一方、何故か次元連結システム搭載をしているジ・O。
分身するは、バリアを展開するは、ダメージを受けても即座に回復する。汚い。
「貴様ァ! 分身までするとはまさか忍か!?
汚ねえよさすが忍者汚ねえぇぇぇッッッ!!」
「凡人が天才に勝てる道理があると思っているのか?」
―――強い、目の前の機体は危険だ。
シロッコのニュータイプとしての感性はそれを感じ取っていた。
こんな機体を支給された参加者などいない、ならば、この男は主催者だ。
「ならば、私は貴様の機体を破壊し尽くすだけだぁ!!」
「無駄、無駄無駄ァァァッッッ!!」
さて、先程から幽斎の口調が何故ここまで荒々しいのか?
それは幽斎がゲッターに取り込まれかけているからである。
このままじゃ、幽斎がゲッターと一体化してしまう。
「ブッ潰れろよォォッ!! この悪魔めェェッ!!」
「私が悪魔? 違う、私はシロッコだ!」
「シロッコだがトロッコだか知らねえが、歯ぁ喰いばれェェッ!!」
真ゲッターの拳がジ・Oを迫り来る。
だが、次の瞬間、真ゲッターの両腕が宙を舞った。
「な、何だとォォッ!?」
「切り札は最後まで取っておくものだよ!」
ジ・Oの近接戦闘用装備、隠し腕である。
「ゼロ距離、取った……!」
「まだッ、私はここで死ぬわけには……いかないッ!!」
次の瞬間、不思議なことが起こった。
赤かった真ゲッターのボディが蒼くなり。さらには失った両腕まで再生していく。
最早、その姿は真ゲッターロボではない、そう『神ゲッターロボ』である。
「喰らえ、シロッコ! ゲッタァァァッ! ファイナルクラッシュッッッ!!」
ゲッターエネルギーを集中させた右腕が遂にジ・Oをコックピットごと貫いた。
だが……
――――ただでは死なん……貴様の心も一緒に持っていく。
「……な、なにをする貴様!? やめろぉぉおおおおあああああああああああああああああ!!!!」
―――貴様の精神を…………破壊し尽くすだけだぁ!!
「う、ああああああAAAAA、神察淵札ぅ鵐函縫Ε襯肇薀献Д優轡奪・后璽僉璽哀譟璽肇乾奪肇・┘汽襯ぅ淵丱疋淵襯疋・ぅ供次」
最後の最後でシロッコは大変なものを破壊し尽くしていきました。
―――幽斎の精神です。
最終更新:2010年08月26日 07:00