「………むぅ」
「どうした、クラトスさんよ」
東京都を進むマダオが二名。
その片割、イケメンの方のマダオは先ほどから唸ってばかりであった。
「いや、先ほど新生鷹の爪団の放送があったであろう?
呼ばれていたコレットという娘は、私の息子を慕う心の優しい娘だった。
だが同じく呼ばれていたアビシオンという男は、魔将ネビリムの力に捕らわれた危険な男だ。
あの天然神子がまさか進んで殺人を行うとはとても思えぬのだ。
しかしアビシオンまで呼ばれているとなると……新生鷹の爪団の真意が読めぬ」
「馬鹿!言ってただろ、
織田信長に完全に洗脳されちまったって!
だから顔見知りでも心を許してはいけないんだ!気をしっかりもつんだ!」
放送に疑問を持つマダオと、信じ込むマダオ。
どちらに転ぶ?
「冷静になるんだ!でないとあんた、現実が見えてないマダオって呼ばれちまうぞ!」
「マダオ?まじでダンディすぎるお父さんの略称かなにかか?」
「どんだけのプラス思考だよ!?」
埋葬された新八の墓から、リアルが見えてないのはあなたのほうだ!と叫び声が聞こえた気がした。
「まあ、いずれにせよ装備がなくては戦いにならんな。
持ち物の確認をしておくか」
「悪いが、俺の残った道具は普通の支給品とこのサングラスだけだ」
「私はこのフランヴェルジュと……む、これはなんだ?」
剣士のマダオの荷物からころころと2つ、小型の何かが出てきた。
2つとも、文字が刻まれている。
「なんだこりゃ?USBメモリか?」
「『M』と書かれているな。む、押せるようだな」
『MASOCHISM』!
「!?ぬわー!」
「な、なんだ!?いまの、俺の声か!?」
Mのメモリを押した瞬間、メモリはマダオ2、クラトスに吸い込まれていった。
慌てるマダオ1、長谷川。彼の手にも1つのメモリが握られている。
彼は迷ったが、何かに吸いよされるようにメモリを押した。
『ETERNAL』!
【
三日目・23時35分/新惑星・東京都】
【長谷川泰三@銀魂】
【状態】マダオ、仮面ライダーエターナル
【装備】グラサン、メモリ『ETERNAL』
【道具】支給品一式
【思考】
0:お、俺に何が起きたんだ!?
1:妻のために、鷹の爪放送で呼ばれた殺人者を倒す
【クラトス・アウリオン@テイルズオブシンフォニア】
【状態】マダオ
【装備】フランヴェルジュ、メモリ『MASOCHISM』
【道具】支給品一式
【思考】
0:わ、私はどうなってしまうのだ!?
1:鷹の爪放送で呼ばれた殺人者を倒し、息子の無念を晴らす?
最終更新:2010年10月12日 00:22