「くっ……一体どこにいるのだ、あの玉葱は!」
フリーザらと別れ、単身焼玉葱の行方を追っていたロイ・マスタング。
しかし目的の焼玉葱は見つからず、指を鳴らしても発火せずで少しストレスが溜まっていた。
そんな時、ふと目の前に柔らかそうな毛玉があることに気が付いた。
現代人は皆疲れている。癒しグッズに引き寄せられるのは当然といえよう。
「おぉ……あったかくてふかふかだ……」
大佐も例に漏れず毛玉に顔を埋めた。この感触はどうやら羽毛らしい。
「クエェ……」
「ん!?」
だが、すぐに違和感に気が付いた。この毛玉、生きている。鳴き声がしたし。
大佐が見上げると、嘴が目に入った。どうやら毛玉の正体は大きな鳥だったらしい。
そしてその首からは、この鳥が頑張って書いたであろうメッセージボードが。
『わたしはでんせつのほのおとりぽけもんだよ、ほんとだよ』
そのボードを見てしまった大佐は全てを悟り、涙した。
この鳥は、どうみても炎の鳥には見えない。だが大佐だからこそその理由がわかってしまった。
この鳥は、自分と同じなのだ……
「クエェェ……」
「泣くな……いつかあの玉葱を倒し、私たちの力を取り戻そう……」
冷え込む夜の東京都で、雪辱を誓う一人と一匹はその身を寄せあうのであった……
【ロイ・マスタング@鋼の錬金術師】
【状態】健康、無能
【装備】発火手袋
【道具】支給品一式、不明品
【思考】基本:自らの運命を切り開く
1:焼玉葱を倒して、自分の力を取り戻す
※焼玉葱に力を奪われたままです
【ファイヤー@ポケモンシリーズ】
【状態】健康、嘆き
【装備】燃えてない羽毛
【道具】支給品一式、手書きのメッセージボード
【思考】
1:焼玉葱を倒して、自分の力を取り戻す
※焼玉葱に力を奪われたままなので、見た目がただの鳥になっています
最終更新:2010年11月07日 00:40