「あの野郎ども……!」
地上に降り立った長宗我部元親は先程のことに苛立ちを覚えながらも歩いていた。
あの巨大ロボットがいた方角を向いてみるが、影も形を見当たらなかった。
恐らくはあの忍者共が跡形も無く消滅させたのだろう。と思う元親であった。
(しかし、不破刃という奴はやはりすごい漢だ・・・・
そして、秀吉が勝手にライバル視していたストライダー飛竜も侮れん!)
そんな元親が歩いている最中に見つけたのは……
◇ ◇ ◇ ◇
『オイ! 勝手に単独行動するなオラ!』
「……任務を……継続する……障害は……全て撃ち貫く……!」
『聞いてんのかオラ!』
グシャッ!!
レオナルド博士に渡された通信機を左手で握り潰すアヒル隊長。
アヒル隊長の心臓以外は元々あった自分の体や頭脳。
思考こそ洗脳されてレオナルド博士や新生鷹の爪団への服従。
だが、その本質は……
「……村は……静寂でなければならない……静寂な村……造らなければ……
……対主催……マーダー……主催……憎み合い……奪い合う……村……
……望まれない……生命……存在は……俺が全て撃ち貫く……そう俺が……俺こそが……」
傍目から見れば支離滅裂的な言動を呟く危険な黄色アヒル。
そして、右腕に装備されたステークの薬莢を排泄し、体内から新たに生成される弾薬を装填する。
「……見つけた……」
そんなアヒル隊長が見つけたのは……
◇ ◇ ◇ ◇
先に動いたのは家鴨。
凄まじいまでの踏み込みの速度で間合いを完全に自分の領域まで持っていく。
だが、ステークは寸前で蝙蝠が左手に持っていた巨大な槍(見た目はどう見ても船の錨)で受け止められる。
蝙蝠はその状態で槍を地面に突き刺し、地面を蹴り跳躍する。そしてその勢いそのままに右手で持った日本刀を振るう。
家鴨の目掛けて迫る日本刀の切っ先は、鋭く、迅く、そして何よりも迷いがなかった。
ガキンッ!!!
「何……だと……!?」
金属音の後、驚愕。
完全に捉えたかと思われた蝙蝠の一閃は受け止められた。
受け止めたのは、装備されたパイルバンカー(リボルビング・ステーク)であろうか? 否!
では、いつものどこからともなく現れる身代わりであろうか? 断じて否!!
答えは……
「……伊達や酔狂でこんな嘴をしているわけではない!」
鳥類が持つ一番固い箇所。そう嘴である。
「ハッ! 面白くなってきたじゃねぇかッ!!」
「……ククク、ハハハハハハハハハハハ!!!!!!」
ここまでの両者の駆け引きはほぼ五分。
だが、これは蝙蝠と家鴨に戦いの序曲に過ぎなかった。
【
四日目・1時00分/新惑星・東京都】
【長宗我部元親@戦国時代】
【状態】DG細胞感染、ゲッター線を大量に浴びた、SENGOKU☆BUSYOU、ダメージ(小)
【装備】日本刀(DG細胞感染、ゲッター線を大量に浴びた)、長槍鬼神@戦国BASARA2、ゲッター首輪
【道具】なし
【思考】
0:目の前のアヒルと戦う
1:戦いを楽しむ
2:いずれ不破刃と決着をつける。
3:そういや、秀吉はどこに行った?
【アヒル隊長@鉄腕!DASH!!】
【状態】人形、擬人化、嘴にダメージ
【装備】小型リボルビングステーク
【道具】破壊された通信機、その他不明
【思考】
0:目の前の男を撃ち貫く
1:レオナルド博士に従い、敵を討つ
最終更新:2010年11月15日 00:29