「おうりゃァッ!!」
咆哮と共に錨を振り回す元親。
その矛先にいるアヒル隊長は紙一重のタイミングでかわす。
アヒル隊長はそれとほぼ同時に自分に向かって飛んで来るゲッター首輪も打ち落とす。
ゲッター首輪はブーメランのように元親の手元に戻ってくる。
その際、元親は感じ取っていた。
(……コイツ、何かが……違う)
元親はこの世界で多くの兵(つわもの)と戦ってきた。
それはセイバー、ライター、ヤマダ、不破師範等々の一癖も二癖もある奴らばかりだった。
しかし、目の前のアヒルは違う。纏っているオーラが異質そのもの。
そんなことを考えている元親をよそにアヒル隊長は踏み込む。
踏み込みの速度だけならば改造される前の比ではない。
爆発的な加速能力で相手の懐に入り込み、撃ち貫く。
それがアヒルのやり方だった。
(確かに速さは化け物だ……だが、回避するだけならば……!)
アヒル隊長のステークは元親の読み通りのポイントにきた。
ステークでの攻撃を前に踏み込んで回避する。
それと同時に居合斬りような形で抜刀。
「まずはその物騒な右腕を貰っていく!」
「………小賢しい真似を……! 城島の微笑(リーダースマイル)」
「そいつは予測済みだ!」
鋭い金属音と共に元親の日本刀は弾かれた。
だが、元親は気付いていた、連発が出来ないのが『城島の微笑』の弱点なのは先程までで分かったことだった。
そして、左手に持った巨大な錨を振り回した。しかし、錨は無情にも空を切った。
「かわされた!? ……いや、質量を持った残像か!」
元親が言う通り質量を持った残像がそこにあった。
そう、これはアヒル隊長があまりに速く動き過ぎたことによって起こった現象である。
空気との摩擦で起こった熱で体の黄色い塗料が取れ、あたかもそこにアヒル隊長がいたかのような状態になったのだ。
(奴はどこだ? ……いや、考えるまでもねえッ!!)
あのアヒルが横や背後からは奇襲をかけるということは絶対に有り得ない。
ならばと、元親はカウンターの機会を伺う。
「……正面だろうよッ!!!」
「……国分の連勝・改(おみや代二回目)……!」
塗料が取れ真っ赤になったアヒル隊長が通常の三倍の速度で踏み込む。
ただのパンチのようにも見える赤い衝撃が元親の顔面に向かう。
だが、元親は引こうとはしない。
「甘ぇんだよッ!! 零距離式ゲッタァァァ、ビィィィムッ!!」
今まで最大の極光が元親から飛び出した。
アヒル隊長の体は吹っ飛び、ビルと衝突し、砂塵が巻き起こった。
「やったのか……?」
元親は勝利を半ば確信していたが、最後まで気を抜かない。
そして、砂塵が晴れたそこには……。
「ふぅ……コイツら(新生鷹の爪団偵察員たち)がいなかったら死ぬところだったぜ!!」
「……てめぇ、外道が!」
激闘は続く。
【
四日目・1時20分/新惑星・東京都】
【長宗我部元親@戦国時代】
【状態】DG細胞感染、ゲッター線を大量に浴びた、SENGOKU☆BUSYOU、ダメージ(中)
【装備】日本刀(DG細胞感染、ゲッター線を大量に浴びた)、長槍鬼神@戦国BASARA2、ゲッター首輪
【道具】なし
【思考】
0:目の前のアヒルを倒す
1:戦いを楽しむ
2:いずれ不破刃と決着をつける。
3:そういや、秀吉はどこに行った?
【アヒル隊長@鉄腕!DASH!!】
【状態】人形、擬人化、嘴にダメージ、全身にダメージ
【装備】小型リボルビングステーク
【道具】破壊された通信機、その他不明
【思考】
0:目の前の男を撃ち貫く
1:レオナルド博士に従い、敵を討つ
※塗料が取れ真っ赤になりました。
【新生鷹の爪団偵察員B@カオスロワ 死亡確認】
【新生鷹の爪団偵察員C@カオスロワ 死亡確認】
最終更新:2010年12月04日 00:23