「まったくけしからん!! 最近の若者は!! 」
かみなりさんが送り込まれたのはホテルの一室だった。
正気に戻るなり、かみなりさんはいつもの調子で怒りを口にした。
殺し合いなどという馬鹿げた遊びに、知っている子供も含めた多数の人が巻き込まれている。
これ以上主催者達の好き勝手にさせるわけにはいかない。
ずっとこの部屋に鍵をかけて潜んでいればしばらくは生き残れるかもしれないが、かみなりさんはそんなことをするつもりなどなかった。
「何か強力な武器があれば、老いたワシでも戦える!! 」
そんな期待を込めて開いたナップザックの中には・・・・・・
「なんじゃ、こりゃあ・・・・・・」
どうみてもハズレだった。見た目の印象は、よくおもちゃ売り場で売っている子供向けの魔法の杖。
まあ、何もないよりはマシかもしれないが武装としては心もとなかった。
(銃とは言わないまでも、せめてナイフくらいは欲しかったのお・・・・・・)
そう、落胆にくれるかみなりさんの耳に、見知らぬ女性の声が響いた。
『How do you do, my master ? 』
「ひいっ!!」
敵襲かと思って飛び上がる。しかし、当たりには誰の姿も無い。この部屋にいるのは自分と・・・・・・
『Should not we behave early ? 』
「まさか・・・・・・お前が喋っているのか? 」
かみなりさんはその杖を見下ろす。
『Yes, of course』
「ま、待て待て、ワシは尋常科しか卒業しておらんので英語などさっぱりだから・・・・・・」
『Then, how will you do next, master ?』
「だから、わからんというのに!! 」
『You are temperamental』
「ちょっと待て、今のは流石のワシでもわかったぞ!! 」
怒りに燃えて、その杖を床にたたきつけるかみなりさん。
杖は、悲鳴に近い声を出して真っ二つに割れた
【一日目 0時半】
【7-C リゾートホテル】
【かみなりさん@
ドラえもん】
[状態]:健康
[装備]:レイジングハート
[道具]:支給品一式
[思考]
1:なんじゃこりゃあ?
2:この殺し合いを止める。特に知り合いとは早く合流したい
【レイジングハート@魔法少女リリカルなのは】
[状態]:重症
最終更新:2007年02月24日 13:31