アットウィキロゴ
「さすがにこの嵐じゃ……いい風が吹くとは言えないな」

日本の某所に存在する街・風都。そこに、フォーマルな服装に身を包んだ一人の男が立っていた。

「生き返らせておいて殺し合いをやれとは……。ひどい話だ」

彼の名は、園咲霧彦。風都を愛し、風都の未来を友に託して散った男だ。

「彼らもどこかにはいるんだろうが……。私のように風都にいるとは限らない。
 二人が戻るまでは、私が風都を守ろう。この街で、殺し合いなどさせるものか!」

強い決意を口にする霧彦。その直後、彼の耳に誰かの悲鳴が届いた。

「さっそく暴れる輩が出てきたようだな……」

忌々しげに呟くと、霧彦は支給品のブレスレットをはめた腕を高くかかげる。

(説明書によれば、誰でも使えるわけではないようだが……。頼む! ナスカメモリのない今の私に、戦う力をくれ!)

霧彦の思いに応えるかのように、どこからともなく蜂を模したメカが現れる。
その蜂は、霧彦の腕にはめられたブレスレットに留まった。

「変身!」
『HENSHIN』


◇ ◇ ◇


「ああもう、なんでこんなことに!」

国木田は、おのれの運のなさを嘆いていた。
突然殺し合いに巻き込まれ、見知らぬ街に放り込まれたと思ったらいきなり化け物に襲われた。
なんとかここまで逃げ延びてきたが、それももう限界。
すでに脚がガタガタで、これ以上走れそうにない。
棒立ちの国木田に対し、クモのような外見の化け物は恐怖を煽るようにゆっくりと近づいてくる。
もはやこれまで。国木田が自分の死を確信し、目をつぶった瞬間。

「ライダースティング」
『RIDER STING』

聞き覚えのない声が、彼の鼓膜に届いた。

「え……?」

戸惑いながら、国木田は目を開ける。その視界に映ったのは化け物の死体と、黄色と黒の装甲に身を包んだ男だった。

「怪我はないかね、少年」
「は、はい。あの、あなたはいったい……」
「通りすがりの……仮面ライダーですよ」


【一日目・0時05分/風都/天候・嵐】

【園咲霧彦@仮面ライダーW】
【状態】健康
【装備】ライダーブレス&ザビーゼクター@仮面ライダーカブト
【道具】支給品一式
【思考】
基本:風都を守る
1:仮面ライダーWの二人に、また会いたい


【国木田@涼宮ハルヒの憂鬱】
【状態】疲労
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:この人についていく
2:知り合いを探す

【クモ怪人@仮面ライダーBLACK 死亡】
最終更新:2011年01月27日 00:42