「ねーねーあずにゃんあずにゃん」
「……」
「あずにゃんってば~。あずにゃん!あずにゃん!あずにゃんにゃん!」
「なんですか!」
梓は苛立ちながら唯を振り返る。
「ねー、もう一回スーパー光線銃貸してよー」
「ダメです」
「なんでなんでー!あずにゃんひどい!横暴だよ!あずにゃんの亭主関白!」
「なにを言っているんですか!」
梓は呆れを通り越して不気味になってきた。
故意ではないにしろ人を殺し、ついさっき何者かに殺されかけたというのに
この人はなんでこんなに能天気でいられるのか。
頭がおかしいんじゃないか。
そう考えたとき梓の背中に寒気が走った。
そう、比喩でも罵倒でもなんでもなく
目の前にいるこの人は気が狂っているのではないか?
「あずにゃん隙あり!取ったどー!」
「あっ!やめてください!!」
「少しだけ!少しだけでいいから」
「ダメです!本当に怒り……」
二人がスーパー光線銃を取り合っていた時、偶然唯の指が引き金を引いてしまった。
銃から放たれた光線は二人から離れた場所にあったカソリンスタンドを直撃し、大爆発が起こった。
唯と梓は燃え上がるガソリンスタンドを呆然と眺めた。
巨大な火柱となったガソリンスタンドの周りには、爆発に巻き込まれた何人かの参加者の焼死体が転がっていた。
「ど、どうしようあずにゃん……」
「だからダメだって言ったんです!」
「うう……
ごめんなさい」
「先輩は分かってるんですか!?あなたは今人を……」
その先の言葉を梓は飲み込んだ。
罪を責めすぎて、もしも唯の精神状態が悪化したら困る。これからも同行者としてやっていかなければならないのだから。
「とにかく、この銃に先輩はこれから指一本でも触れないこと!いいですね!」
「はい……」
しゅんとする唯を見て梓は心の中でため息をついた。
【一日目・0時30分/埼玉のどっかのガソリンスタンド跡地/天候・嵐】
【
平沢唯@けいおん!】
【状態】健康
【装備】ワンダースワン@現実
【道具】支給品一式
【思考】基本:まだ考えてない
1:軽音部や友人達を探す
2:死んだ人たちは…まあいいか
【中野梓@けいおん!】
【状態】健康
【装備】スーパー光線銃@スクライド漫画版
【道具】支給品一式
【思考】基本:殺し合いはしたくない。だが防衛はする。
1:軽音部や友人達を探す
2:唯に対する恐怖
【
朝倉涼子@涼宮ハルヒシリーズ 死亡確認】
【鶴屋さん@涼宮ハルヒシリーズ 死亡確認】
【古泉一樹@涼宮ハルヒシリーズ 死亡確認】
死因:ガソリンスタンドの爆発に巻き込まれて焼死
最終更新:2011年01月27日 20:31