激しい雨風の中を歩いている男女がいた。
男の名前は『修羅王』
フォルカ・アルバーグ。燃えるような紅い髪が特徴の青年である。
女の名前は紅美鈴。とある館で門番として働いている中華風な妖怪である。
ちなみに彼女の名前の読み方だが『くれない みすず』ではなく『ホン メイリン』だ。
彼らはスタート地点であった都庁跡地から移動していた。
その理由としては、いきなりフォルカが東京都庁を破壊してしまったからである。
大きな音がなれば大抵の人間が取る行動は大きく分けて以下の二つ。
1、危険を察知しその現場から離れる。
2、野次馬根性を発揮し、見に行ってみる。
前者ならば問題ないが、問題があるのは後者である。
今、バトロワ開始から既に5分以上が経過している。
つまり、今生きている参加者達は最低でも二人組で行動していることなる。
そんな参加者達が一カ所に集まったら、確実に首輪の爆破のリミット人数を越えてしまう。
と、そんな訳で、都庁破壊の当事者である彼らはさっさと移動を開始したのであった。
「……それでフォルカさん?」
「なんだ、美鈴」
「私達はどこに向かっているんですか?」
「浅草だ」
「アサクサ?」
そして、彼らが今向かおうとしているのは東京都台東区にある浅草だ。何故、浅草なのか?
それは浅草にはバンプレストの旧本社ビルがあるから……ではなく。
フォルカの知り合いが浅草に住んでいるからである。
「居ればの話なのだがな」
「そうですか……あ、フォルカ、もう少し早く歩いてもいいですよ」
「大丈夫なのか?」
「まあ、少しは鍛えてますから」
「じゃあ、少し急ぐとするか」
「ええ」
フォルカと美鈴は歩くピッチを『少し』だけ上げた。
そして、彼らは目的地である浅草に歩を進めていくのであった。
……ちなみに彼らの『少し』は素人目で見ると結構速い。
【一日目・0時30分/東京都新宿区/天候・嵐】
【紅美鈴@東方Project】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】不明
【思考】基本:未定
1:とりあえず、フォルカさんに着いて行く
【フォルカ・アルバーグ@スーパーロボット大戦シリーズ】
【状態】全身にダメージ(小)
【装備】なし
【道具】不明
【思考】基本:殺し合いを止める
1:殺し合いに乗った者は倒す。
2:浅草に向かう
最終更新:2011年01月27日 19:20