「桃色係長さーん!!」
私のもとに、一人の少女が駆け寄ってきた。
この特徴的なセリフ……そう風浦可符香(PN)だ。
「おや、風浦さん」
「ルール説明聞いてなかったんですか?数分以内にグループを作らないと、死んじゃうんですよ!」
眉を吊り上げ、指を私に突きたてながら彼女は言った。
「こんな絶望的な状況、死にたくもなります……ほっといてください」
拳銃を眉間に充てようとした瞬間……
「希望を捨てないでください!!」
背景に「どんっ!」というオノマトペが出てきそうな言葉を、風浦さんは放つ。
「私、思うんです。笑顔でみんなと仲良く手をつなげばこんな悲しい戦いは終わるって!」
「そんな非現実的な……」
「非現実的でもいいんです!私は……みんなと笑顔になります!!」
ああ、なんて晴れやかな笑顔なのだろう。
言っていることは電波だけども。
ひらひらひら。ピンク色の蝶が風浦さんのもとに飛んできて……左手首に止まった。
その蝶が光を放ったかと思うと……腕時計……とはまた違う物へと形を変える。
瞬間、風浦さんの顔つきが変わった。いつもの電波系ほわほわフェイスではない。
あれだ。「キリッ」という感じ。
「プリキュア!メタモルフォーゼ!!」
腕をくるりと回す。腕を高く突きあげると、首から下が発光した。
蝶の意匠が施されたアームカバー、胸当て、スカートとスパッツ、ブーツが次々と装着されていく。
……髪形も変わった。あ、ちなみにへそ出しである。腹を冷やさないよう腹巻を買ってあげなければ……
「大いなる希望の力、キュアドリーム!!」
唖然とする私を尻目に風浦さん、いやキュアドリームは言った。
「行きましょう、先生!みんなを、笑顔にするんです!!」
【一日目・1時01分/北海道/天候・嵐】
【糸色望@さよなら絶望先生】
【状態】健康
【装備】S&W
【道具】支給品一式
【思考】基本:あ、え、はえ?
【風浦可符香(PN)@さよなら絶望先生】
【状態】健康
【装備】ピンキーキャッチュ(夢原のぞみ仕様)
【道具】支給品一式
【思考】基本:絶望を止めるんです!
最終更新:2011年02月14日 23:42