「どこなのーー真里亞ー!返事をして!」
外は大嵐なのにも関わらず
右代宮楼座は街の中を我が子の名前を必死で叫ぶ
彼女は何回娘の名を呼んだだろうか。
「あの、楼座 「何?」 ……さん……」
そして、その隣にイカ娘が楼座の名を
呼び捨てに呼ぼうとしたが、向かれた鋭い顔に思わず萎縮してしまう。
「ちょっと大きな声出しすぎじゃなイカ?」
「それがどうかしたの?真里亞に聞こえないじゃない」
「で、でも殺し合いに乗ってる人が来たら…」
「そんなの関係ないじゃない。襲ってくるんならきっと真里亞も襲うに決まってるわ。
そんな奴ら返り討ちにしてやればいいじゃないの」
(エエエエーーーーッ!!?)
イカ娘は唖然とする。この殺し合いの場で殺人者を返り討ちにするなんて、誰が言うだろうか。
サイヤ人や、スタンド使いのような存在ならともかくイカ娘からは楼座はなんの力もない、
普通の人間にしか見えなかった。
(この人余りにも危機感なさすぎるんじゃなイカ?でも、最初に出会ったのがこの人だし、分かれるわけにもイカんし……
ああ、早く別のコンビになりたいゲソ……)
イカ娘は頭を抱えながら、うつむく。
「ちょっと!下向いてないで貴方も真里亞を探しなさい!ここに真里亞がいたらどうするの!?」
「わ、分かったゲソ……」
(この横暴さ、栄子以上じゃないイカ……?)
「……ちょっと待って」
「ゲソ!?」
楼座がイカ娘が歩き出そうとするのを腕で静止させる。
すると、楼座たちのいる向こう側建物の陰から2つの人影が現れたのだ。
それは、何の変哲もない執事のような服装をしていた男であった。
ただ、一点顔が黒い山羊だということを除いては。
「あんた達……!」
黒山羊頭の男達は楼座を見るやいなや、右腕を青く光らせ、楼座に向かって襲いかかる。
「あ、危ないでゲソッ!!」
「ケツの青いクソガキ共が…まだ分かんないみたいね」
楼座はいつの間に取り出したのか右手に黄金でできたインゴットを、左手に万年筆を握りしめると、
一方の黒山羊の頭に、万年筆をもう一方の黒山羊の瞳に叩き込む。
グシャリと肉が裂けるような音がしたと同時に、2人の黒山羊は、頭を真っ赤に染め、その場に倒れこむ。
「まったく、何度やっても懲りないのねあんた達は」
(つ、つええッーー!!)
イカ娘は化け物のような山羊をいとも簡単に倒した楼座に理不尽さ以上の
恐怖をその身全身で感じた。
「さ、行きましょ。ここには真里亞はいなさそうだし。他の県に向かうわよ」
楼座は何事も無かったかのようにイカ娘に振り返る。
その顔は清々しいほどの笑顔であった。
「は、はいィ!!」
(さ、逆らったら殺される…殺されそうでゲソ……早く来てゲソ!誰か早く~~!)
【一日目・0時30分/岡山県・都市部/天候・嵐】
【右代宮楼座@うみねこのなく頃に】
【状態】楼座無双
【装備】インゴット、万年筆
【道具】支給品一式
【思考】
基本:真里亞を探す。向かってくるヤツは全て倒す
【イカ娘@侵略!イカ娘】
【状態】健康、楼座に恐怖
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】
基本:楼座と一緒に真里亞を探す
1:誰か来てほしいでゲソ…
【黒山羊の従者A@うみねこのなく頃に 死亡確認】
【黒山羊の従者B@うみねこのなく頃に 死亡確認】
最終更新:2011年01月29日 00:45