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フカヒレの水揚げ量日本一として知られる港、気仙沼。
その魚市場の建物内で、苛立たしげに徘徊する青年がいた。
ハーフボイルド探偵、左翔太郎である。

「あー! 我慢できねえ! やっぱり、今すぐ外に……」
「まちなさい、左君」

苛立ちを抑えられなくなり、建物から飛び出そうとする翔太郎。
だがその行為は、彼の同行者である老人に止められてしまう。

「今はこの嵐だ。視界も悪いし、物音も雨と風にかき消される。
 何より、体力の消耗が激しい。人を捜すには最悪の状況だよ。
 主催者の言うことを信じれば、天気は二時間ごとに変わるらしい。
 別の天気に切り替わってから動いても、遅くはない」
「そんな悠長なことを言って、その間に俺の仲間たちが殺されたらどうするんですか!」
「信じよう」
「はい?」
「君は強い男だ、左君。ならば君の仲間たちも、強い人間のはずだ。
 きっと、この凄惨な殺し合いの中でも生き延びていける。そう信じようじゃないか」
「…………」

老人の言葉に、翔太郎は反論できなかった。
単純に、老人の言葉に納得したからではない。
老人に逆らってはいけないと、彼の本能が訴えているのだ。

(どういうことだ……? この人には絶対に逆らえねえ……。そんな気がする……。
 そして、この人を絶対に守らなきゃいけないとも……)

翔太郎は知らなかった。その老人が、自分にとってある意味では「神」に近い存在であることを。

【一日目・1時00分/宮城県気仙沼市/天候・嵐】

【左翔太郎@仮面ライダーW】
【状態】健康
【装備】ロストドライバー&ジョーカーメモリ@仮面ライダーW
【道具】支給品一式
【思考】
基本:バトルロワイアルの破壊
1:天候の回復を待って、フィリップや風都の仲間たちを探しに行く
※7期とは別人です


【石ノ森章太郎@現実?】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:翔太郎を手伝う
最終更新:2011年01月29日 00:58