あれから無限とも思える時間が流れた……
「うう……兄さん、姉さん、リン……
僕……汚されちゃったよ……」
ここは愛知県のある安モーテルの一室。
全裸の鏡音レンは汗といろんなものに塗れたシーツに顔をうずめて泣いていた。
このロワが始まってすぐに出会った、ちょっとワルっぽい自動車修理工の阿部さんにホイホイついていった結果
レンはその処女を散らす事となったのである。
「さてと……」
行為が終わってツナギを着なおした阿部が、レンがまだ横たわっているベッドの端に腰掛けた。
レンの体が思わず強張る。ルールのため今すぐに殺されることはないだろうが、またひどい事をされるかもしれない。
「それで、お前はこれからどうするんだい」
「えっ……」
予想外の言葉にレンはキョトンとなる。この男は自分を解放してくれるのだろうか。
「僕は……僕の家族を探したい」
「なら俺はそれを手伝おう」
その言葉にレンはさらに驚く。この男に自分を助ける義理など無いはずだ。
「なんで……?
お兄さんは、僕の家族とは全然関係のない人なのに」
「まあいいじゃないか。ケツ掘り合うも他生の縁って言うだろ?
どの道ルールがある限り単独行動はできないし……俺だって何かの役に立てるかもしれないぜ」
その時、急に部屋の外で騒がしい音がしたかと思うと、ドアが蹴破られた。
レンは思わず悲鳴を上げ、シーツで裸の体を隠す。
そこには凄まじい形相をした2人の男が、ナイフと斧を持って立っていた。
「こんな所にダニがいたぞーーーーー!!」
「野郎ぉぉぉぶっ殺してやるあぁぁぁ!!」
2人の凶漢は武器を構え、レンと阿部さんに襲い掛かってくる。
「ヒイッ!!」
もうダメだと思ってレンは頭を抱える。……しかし、覚悟した一撃は襲ってこなかった。
「……?」
恐る恐る顔を上げるレン。
そこには凍りついたように固まる2人の男と、いつの間にかツナギのホックを外した阿部さんの姿があった。
「まったく、面白くないことをしてくれるじゃないの」
阿部さんがそう言った瞬間
「「ン゙ア゙ァァッーーーーーーーーーーー!!!!」」
肛門から大量の血を撒き散らし、男たちが斃れた。
レンは信じられなかった。狂暴な男たちを、この人は一瞬で倒してしまった。
この人の力があれば、殺し合いの中で家族を捜すことができるかもしれない。
「あのっ!」
「ん、どうかしたかい?」
阿部さんに微笑を向けられて、レンは思わずドキリとする。
何故だろう、この人の顔を見ていると、胸がドキドキして顔が赤くなってくるのが自分でもわかる。
自分もこの人も男なのに。
「本当に……僕の家族を探す手伝いをしてくれるんですか?」
「ああ、勿論だ。できる限り手助けするぜ」
「……あ、ありがとうございます。お兄さん」
「お兄さん、か。その呼び方もいいが、俺のことは阿部さんと呼んでもらえると嬉しいな」
「じゃあ阿部さん、僕のことはレンって呼んでください」
「わかった。それじゃあレン、活動を始める前に……」
阿部さんは再びツナギを脱ぎ捨てた。
「もう一発 や ら な い か 」
「え、え、アッーーーーーーーー!!」
【一日目・0時50分/愛知県/天候・嵐】
【阿部高和@くそみそテクニック】
【状態】健康、レンを捕食中
【装備】不明
【道具】支給品一式、他不明
【思考】
基本:や ら な い か
1:レンの家族探しを手伝う
2:その道中でいい男をさがす
3:悪い男は掘り殺す
※7期とは別人です
【鏡音レン@VOCALOID】
【状態】阿部さんを見てると胸がドキドキする…
【装備】不明
【道具】支給品一式、他不明
【思考】
基本:家族を探す
1:阿部さんと行く
2:阿部さんとイク
3:アッー!
※7期とは別人です
【ベネット@コマンドー 死亡確認】
【DR@魔人探偵脳噛ネウロ 死亡確認】
最終更新:2011年01月30日 01:43