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「わしは自作SSを通じて読者を啓蒙しようとか、政治的なメッセージを伝えようとか、
東京……成条例に物申そうとか、そういう意図は一切無いんじゃ……。
ただただ石……郎をオモチャにして遊びたかっただけなんじゃ……。
読者のみんな、どうかわしを信じておくれ……誤解しないでおくれ……」
「あなた、あなた」
「ん……?」
磯野波平はそこでようやく目を醒ました。
「大丈夫ですか? 随分うなされていたみたいですけど」
フネが心配そうに語りかける。
「ああ、いつの間にか寝てたのか。ところで母さん、ここは……」
波平が辺りを見回すと、そこは見知らぬ公園だった。波平が寝ていたのはベンチだった。
どうりで肩や腰が痛いわけだ。
「なんでわしらがこんな所に?」
「いやですよお父さん、例のアレにまた参加させられたんじゃありませんか」
そう言って、フネは自分の首輪をチョンチョンと指差した。
それを見た波平は自分にも首輪が嵌められているのに気付き、愕然とした。
「またカオスロワか、けしからん!」
主催者に天誅を下そうといきり立つ波平。
しかしフネは冷静だった。「お父さん落ち着いて。私たちが主催者と闘ったって勝てるわけないじゃありませんか」
「いや、しかし」
「それにサザエやカツオも参加させられたんでしょうけど、私たちの足じゃ
到底見つかりっこありませんよ」
「それじゃ万事休すじゃないか」
「ええ、ですから――」
突然、フネは服を脱ぎ始めた。
「どうせ死ぬんだし、残りの短い人生を目一杯愉しみませんか?」
それを見た波平は、自身の中の忘れかけていた情欲に火がつくのを感じた。
フネにルパンダイブする波平。
「かーさーん!」
「あーれー」

次の瞬間、老夫婦は粉々のミンチ肉と化した。

「変態ってやっぱりいる。気の毒な人で、DNAが狂っていて……アブノーマル」
老夫婦を戦車で砲撃したのは、もちろん我らが東京都知事・石原慎〇郎である。
「相手はお年寄りですよ。いくらなんでも厳しすぎじゃ」
せんと君が横から石原の暴挙をたしなめる。
「小さい子供も見る国民的アニメのキャラクターが公園であんな不埒な行為、
断じて許せん! それにあのまま放置したら18禁展開じゃないか。ジジババの
ファックなんてとても見れたもんじゃないよ」
「はあ」
お前もジジイだろ、というツッコミは胸にしまっておくせんと君であった。

地デジカは暢気に草を食べていた。


【一日目・午前1時10分/神奈川県/天候・嵐】

【石原慎〇郎@現実】
[状態]中傷、チック症、
[装備]モンスターボール×4 新生レオパルド2@サガ2秘宝伝説+カオスロワ
[道具]支給品一式
[思考]1:体を休める
2:杉下右京を抹殺する
3:日本の漫画とアニメを抹殺する
4:変態やロリコンを抹殺する
5:他の県に向かい、杉下右京と変態を抹殺する。

【地デジカ@現実】
[状態]健康、洗脳
[装備]なし
[道具]支給品一式
[思考]1:石原に従う

【せんと君@現実】
[状態]健康、洗脳
[装備]なし
[道具]支給品一式
[思考]1:石原に従う


【磯野波平@サザエさん 死亡確認】
【磯野フネ@サザエさん 死亡確認】
死因:石原の砲撃
最終更新:2011年01月30日 01:52