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「あの……6/氏さんですよね?」

控室で出番を待つ6/の前に一人の少女が近づく。

「ん?何だ」

少女は顔を赤らませながら、6/をちらちらと何回も見る。

「私、萩原雪歩って言います。私もアイドル候補生なんです…あ、あ、あのっ……」

雪歩は6/にもじもじしながらを両手を差し出す。
6/が見ると雪歩の両手には湯呑が握られていた。
中に緑茶が淹れており、香ばしいお茶の臭いを漂わせていた。

「私、男の人が大すき…あっ!いやそうじゃないんです!間違えましたぁ!
私、男の人が苦手で……その……男嫌いを克服したくて……」

「それで、これを飲んでほしいと?」

「は、はひぃ!そ、そうなんです!私こんな性格ですけど、お茶と仕事には真剣なんです!」

6/氏は雪歩の持っていた湯呑を受け取ったその時、ふと先ほど読んだ手紙の内容を頭の中によぎった。

(まさか、こいつが例の刺客なのか?こんなあからさまに近づいてきて、
わざとらしすぎて逆にミスリードに思えるな……だが、そのあからさま通りだったり
するってのも否定できないし……)

「や、やっぱり迷惑だったでしょうか?ご、ごめんなさい!」

雪歩は湯呑を凝視する6/を見て、迷惑してると勘違いし、謝罪する。

(ああ!もう何考えてんだ俺は!もうロワは引退したんだ!
ロワでも無いのに疑心暗鬼なんかするもんじゃない!考えるのなんかやめだ!)

考えるのをやめた6/は湯呑を口に近づけ、お茶を飲もうとした。
その時、控室の扉が開き、男が一人が現れた。

「2101064番の6/さん、出番です。セカンドステージの準備が整いました。」

カオスロワンアイドルの係員が6/氏の出番を知らせに来たようだ。

「おっ、もう出番か。悪い、お茶は後で飲むよ」
「あ、い、いいんです!もともと私が無理行ったから……」

6/氏は持っていた湯呑を雪歩に返すと、立ち上がり、係員の元へと向かう。

「セカンドステージ、頑張ってください!」

6/氏は雪歩の声に対し、雪歩の方をちらっと見てうなづいた後、係員の男と共に扉の向こうへと行ってしまった。

それを見送り終えた雪歩の顔が、一瞬にして冷徹な表情へと切り替わる。

(悪運の強い人ですね。主人公補正ってやつでしょうか?
まぁ、いいでしょう。まだ時間はたっぷりありますしね……)

彼女の顔には今まで見せたおどおどした彼女の姿はどこにもなかった。
雪歩は持っていた湯呑を勢いよく投げ捨てる。

(私に与えられた重要な任務……それは6/さんの殺害。
七期の象徴である彼を殺害すれば、他の勢力の士気も落ちて、こちら側のの大きな有利になる。
大丈夫、私にならできる。だって、大好きな、あの御方のためだったら何でもできるんだもの)



【一日目・1時50分/東京都港区TV局内 ・廊下/天候・嵐】
【6/氏@テラカオスバトルロワイアル】
【状態】健康 カオスロワ参加者として引退中
【装備】カオスロワンアイドルの番号札
【道具】支給品一式
【思考】
基本:カオスロワのアイドルの頂点を目指す。
1:アイドルの頂点を目指す!
2:二次予選を突破する。
【備考】
※今までのカオスロワや他のロワの登場、活躍を全て知っている6/氏です。

【カオルロワンアイドルの係員@テラカオスバトルロワイアル】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】なし
【思考】
基本:自分の役割を全うする。
1:6/さんを二次審査会の会場まで誘導する。


【一日目・1時50分/東京都港区TV局内 ファーストステージ(一次予選)突破控え室/天候・嵐】

【萩原雪歩@アイドルマスター2】
【状態】健康
【装備】カオスロワンアイドルの番号札
【道具】支給品一式、青酸カリ
【思考】
基本:あの御方に尽くす
1:6/氏の殺害
2:まだ、次の手がある…

【カオスロワンアイドル関係者一同@???】
【状態】健康 
【装備】不明
【道具】支給品一式 他不明
【思考】
基本:セカンドステージでもがんばる。
1:がんばる。

【タケシ@タケシのパラダイス 雪歩のお茶が頭に当たって死亡】
最終更新:2011年01月30日 12:35