「我ら桃園三兄弟、これより主催者の討伐に向かう!」
私は劉備。姓は劉、名は備、字は玄徳。
かつて曹操殿や孫権殿と覇を競い、蜀を建国した男だ。
その私だが、現在バトルロワイアルとかいう殺し合いに強制的に参加させられていた。
ここは私の国では無い。いや、私が生きた世界よりも遥か未来のこの時代に、もう蜀は存在していない。
だが、一人の君主として、民を苦しめる輩を許すわけにはいかない。殺し合いが開始すると、私は志を同じくする者を募った。
その結果――私は出会ったのだ。
私の居た世界の二人とは別人だが、しかし彼らと同じ魂の輝きを持つ私の弟達と!
「準備はいいか、張飛!」
「うん、大丈夫なのだお兄ちゃん!」
「…………」
……うん、何故か異世界の張飛は童女だった。
でも……まあ……魂の輝きは私の知ってる張飛と同じだし……問題ない。多分。
それに、張飛はまだマシな方だ。性別変わってても人間だからな。
「どうされた、兄者? 顔色が悪いようだが」
「……何でもない、関羽。……なあ、本当にお前関羽でいいんだよな」
「奇っ怪なことを言う。住んでいた世界こそ違えど、拙者は間違いなく兄者の弟だ。
拙者は兄者から、拙者の知る兄者と同じ魂の輝きを感じている。間違えようが無い」
自分で言っといて何だけど、本当にお前に魂なんてあるのか。
口に出すのは自重したが、そう思わずにはいられなかった。
だって目の前にいる関羽は、どう見ても人間では無い金属の塊だったのだから。ちなみに2~3頭身。
いや、本当になんなんだろうこいつ。たしかに関羽と同じような髭は生えてるけど、絶対生物じゃないよなあ……。
「では行くぞ、兄者! 張飛!」
「鈴々とお兄ちゃんが、主催者をぶっ飛ばすのだー!」
……この際、曹操殿や孫権殿でもいいや。元の世界の知り合い、誰でもいいから早く来てくれ。
こいつら相手にするの、私一人じゃ無理そうだ……。
【一日目・0時45分/神奈川県/天候・嵐】
【劉備@三国志】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本:主催者を倒し、平和を取り戻す
1:まともな知り合いはいないのか……?
【張飛(鈴々)@恋姫†無双】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本:主催者を倒し、平和を取り戻す
【関羽ガンダム@SDガンダム三国伝】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本:主催者を倒し、平和を取り戻す
最終更新:2011年01月31日 00:47