「やっぱりもう……無理ですよ。絶対無理……私達はここで終わり……死んでしまうんです……無理無理無理……」
「そんなこと……言うんじゃない……!お、俺達は……生き延びるんだ……!」
東京都のとあるビルの一室で、かれこれ1時間このやりとりが続けられてきた。
部屋に転がる一升瓶。割れて尖った部分を、女が自分の首に当てているのだ。
男の方は、それを必死で止め続け、励まし続ける。
彼女が死ねば、自分も死んでしまう。
「ヒック……どうやって生き延びるんですか……?私達で……主催者とかいう人に勝てます……?」
「ううぅ……だ、大丈夫だ……!だから、あきらめるな……!」
嘘だった。
本当は男も泣き、逃げ出したかった。
奮い立とうにも、目の前で爆殺された羽柴秀吉の姿が焼き付いて離れない。
無理だ……前の主催者があんなにあっさりやられる相手なんかに勝てるわけないよ……
男は、最後の最後、ギリギリのところでその言葉を飲み込み、耐えていた。
言えば、仲良く揃って秀吉の待つ場所へ向かう羽目になる。
「……何か、あてがあるんですか……?
無いでしょう?……………私………殺人鬼に殺されるくらいなら……………自分で死ぬ……」
「やめろ……!お前、どうしてそこまで弱音ばっかり吐くんだ……!
俺だってな……俺だってなぁ…………!」
「………………………あ」
「なんだ!?」
「そういえば…………言ってませんでしたね……私の名前…………
私は………弱音ハク。だから………弱音は普通に吐きます…………」
「く……クソッタレーーー!誰だそんな名前をつけたのは!
わ、わかった!このサイヤ人の王子ベジータ様がいつかお前を強音ハクにしてやるから……!
だからあきらめるんじゃない……!」
「そんなの……無理ですよ…………あきらめましょうサイヤ人の王、ジベジータさん………さようなら」
「いや、俺の名前は……いやだから死のうとするな!希望を持つんだ……!」
驚異的なネガティブオーラを振りまく二人は、また同じやりとりを続けるのであった……
【一日目・1時/東京都/天候・嵐】
【ベジータ@ドラゴンボールZ】
【状態】超ヘタレモード、精神消耗大、泣きたい
【装備】スリッパ(ハズレ支給品)
【道具】支給品一式
【思考】
基本:生き延びたい
1:ハクを励ます
2:主催者に勝てそうな奴(ミクトランなど)を探したいが……
※7期より参戦です
【弱音ハク@VOCALOID】
【状態】超あきらめモード
【装備】割れた一升瓶
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本:生き延びるとか無理……
1:なんでジベジータさんはあきらめないんだろう………
2:他のVOCALOIDのみんなは………
※7期とは別人です
最終更新:2011年01月31日 00:52