変わった巫女服を着た少女、東風谷早苗を複数の武装兵士が取り囲む。
しかし彼らの目的は早苗ではなく、彼女の胸に挟まれているバナナだった。
兵士達はアンチ連盟の一部隊。たとえ脅威がなかろうと、旧世代は残らず殺すのがポリシーだ。
決して、バナナへの妬みからではない。
「東風谷早苗、君に危害を加えるつもりはない。我々が始末したいのはそのバナナだ。
おとなしくそのバナナを渡してくれるだけでいいのだ」
隊長風の男が「さあ」と右手を差し出した。
しかし、早苗は動かない。
明らかにロワに巻き込まれた被害者とは思えない言動と重装備。
とても従いたくはないし、ましてや身の安全も本当に保障されるか怪しい。
「いやです! 本当に私に危害を加える気がないなら、これでどうです!?」
そういうと早苗は、バナナを胸の谷間の更に奥へと押し込んで隠してしまった。
「「「うっ………! ぶっふぉぉぉぉぉおおおおおおおおお……!!!」」」
「えぇー!?」
次の瞬間、アンチ部隊は呻き声のあと螺旋状に鼻から血液を撒き散らして死に絶えた。
「東風谷早苗……恐ろしい女だ……無念……ガクッ」
血文字でメロン・バナナ・メロンと書き残した隊長も後を追うように息を引き取る。
残されたのは、ただ唖然とする早苗と言葉を発さぬバナナだけとなった。
【アンチ部隊@アンチ連盟】死亡確認
「……結局なんだったのでしょう? このバナナを狙ってきたようですが……
! そうかわかりました! このバナナさんは呪いか何かでこんな姿になってしまったんですね!
しかも何か重大な秘密を知ってしまっているために謎の組織にも狙われている……!
任せてくださいバナナさん! 不肖この東風谷早苗があなたを守ってみせます!
こんなにたくさんの死者を出してしまうのは不覚でしたが……もう容赦しません!
殺し合いを望む主催者も、謎の組織も絶対に許早苗んだから!」
一人納得した早苗は、制限が解けたにもかかわらず、バナナと共に再び歩き始めた。
【一日目・2時05分/山梨県/天候・雨】
【東風谷早苗@東方Project】
【状態】健康、常識に囚われない
【装備】不明
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】基本:異変(バトルロワイアル)を解決して守矢神社の信仰をUP
1:困っている人がいたら助ける
2:悪い妖怪は退治する、殺害も止むを得ない
3:謎の組織(アンチ連盟)からバナナを守る
※悪事を働く人間は妖怪とみなすかもしれません
【バナナ@現実】
【状態】健康、早苗の胸にうずまっている
【装備】バナナの皮
【道具】バナナ
【思考】基本:バナナズガンのイメージの払拭させる。
1:東風谷早苗と行動を共にする
2:アンチ連盟の正体が気になる
※7期から参戦です
最終更新:2011年02月02日 00:59