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アーカードの体が吹き飛ぶ。
彼の体は壁に叩き付けられ、体のあらゆる部分が曲がってはならない方向にへし折れ、千切れた。
だが彼は笑っていた。

「面白いぞ…酷く面白いぞ…HA…HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!」
「遺言は済んだかい?」

アーカードの前に敵が現れた。彼をここまで追い詰めた敵が。
彼が心底楽しいと思える敵が。
それは肥満体型の女傑だった。
アーカードは笑いながら手足を再生させる。

「クックックッ…こんなに楽しいのは久しぶりだ!!名前を聞かせてもらおうか」
「名前なんてものはないよ。ジャイアンの母という記号だけだよぉ!」
「よろしい、貴様をカテゴリーS以上の敵として認識しよう」

幕張メッセ。かつて最終決戦の中心となった舞台にて二人の強者が激突する―――













「旧世代を発見した!!」
「至急射殺する!!」

突然現れたアンチ部隊が彼らに向かって一斉射撃をする。
闘争に夢中になっていた彼らは銃弾の餌食となった。


【アンチ部隊@アンチ連盟】
【状態】健康 アンチ旧世代&オリジナル連盟所属
【装備】アサルトライフル(∞/∞) 近接戦闘用武器。
【道具】支給品一式
【思考】
基本:旧世代&オリジナルを全て排除する。







「『走狗(いぬ)』め」
「!!」
「銃なんぞ撃ったって無駄だ…吸血鬼は銃などでは死なん!」

死んだはずの声が響いた。
驚愕の色を浮かべる彼らの前には殺した吸血鬼が黒い霧となっていた。
その姿はだんだんと変化し、いずれ『人間の姿』となった。

「さあ戦争の時間だ」





「こちらアンチ部隊!助けてくれ!助けてくれ!化け物だ畜生!!」
「本部…本部!!くそったれ…まるで地獄だ畜生!!」

悲痛な叫び声を上げる兵士たち。
彼らは遅くも理解した。自分たちが対峙している存在が何なのか。
理解し、彼らはアーカードによってただの肉塊とされてしまった。

「ようやく片付いたかい」
「フフ…生きていたか」

ジャイアンの母が姿を現す。
その体には銃創が一つも無い。
母は『喰らっていた』銃弾を口から吐き出した。
そのさまを見てアーカードは素晴らしいと漏らした。

「どうするんだい?再開するかい?」
「…興が削がれた」
「同感だね。私もだよ」
「ならばやることは決まっているな」

アーカードが口を吊り上げるようにして笑う。
この笑みを浮かべているときは間違いなくろくでもないことを考えている笑みだ。

「アンチ旧世代&オリジナル連盟といったか…『奴ら』に教育してやろう。
自分がどんな相手に喧嘩をふっかけたのかという事をな…」
「偶然だねえ。私も丁度そう思っていたところだよ」

アーカードの案にジャイアンの母も笑みを浮かべて答える。
アンチ連盟は…この化物二人を敵に回してしまった…。

「そういえばその姿はなんだい?」
「フフフ…吸血鬼である私にとって姿声形など意味が無いものだ。
まあ強いて言えば…読者サービスだ。それにどうやらこの姿は『敵』が多いらしいぞ?」

【一日目・2時10分/幕張メッセ/天候・雨】

【ロリカード@HELLSING】
【状態】ロリ形態
【装備】不明
【道具】不明
【思考】
1:殺し合いを楽しむ
2:アンチ連盟と戦争する
3:もちろん他も殺す
4:ロリの姿で敵を釣る

【ジャイアンの母@ドラえもん
【状態】健康
【装備】不明
【道具】不明
【思考】
1:マーダー路線
2:アーカードと行動する
最終更新:2011年02月03日 00:39