「畜生!神様!うわあああああああ!」
「母さあああああああああん!!」
一人、また一人とアンチ連盟の兵士たちは死んでいく。
銃で、剣で、人外の怪物たちに立ち向かい、そして何もできないまま死んでいく。
ロリカードと戦って、ジャイアンの母と戦って、彼らは傷一つ負わせることもできずに一瞬で殺されていく。
脳噛ネウロと戦って、バカ王子と戦って、彼らは一矢報いることもできずに一撃で殺されていく。
彼らは前期からの参戦者、そしてオリキャラを倒すというただそれだけのために戦っている。
そんなバカバカしいことにたった一つの命を懸けているのが彼ら自身の意思なのか、それとも誰かに強制されたものなのか、それは彼らにもわからない。
だが自分の意思で戦って死ぬことと、誰かの意思で戦って死ぬことの違いなど果たして分かるだろうか。
愛するもののために戦って死ぬこと
祖国のために戦って死ぬこと
金のために戦って死ぬこと
自分自身のために戦って死ぬことの間に、違いなどあるのだろうか。
最早屍累々、文字通りの屍山血河を築き、犬死にの彼らは立ち向かう。
銃弾の雨霰を受けてもロリカードとジャイアンの母は平然としている。(2人の傍にいた谷崎ゆかりは蜂の巣になって即死した)
そして兵士たちはまた殺される。
銃弾や砲撃が直撃しても、脳噛ネウロとバカ王子は涼しい顔で歩いてくる。
そして兵士たちはまた殺される。
膨大な数の犠牲者を出しながら
兵士たちはロリカードとジャイアンの母を押し留めていた。幕張メッセの敷地内に。
兵士たちはネウロとバカ王子を誘導してきた。幕張メッセの敷地内に。
ネウロたちが幕張メッセの敷地内に入った瞬間、
凄まじい閃光と轟音、そして全てが消えた。文字通り全てが。
まるで巨大なスプーンで削られたようなクレーターを見て、一人離れた場所にいたアンチ連盟司令官は呟く。
「これが反物質爆弾の威力か……CERN(欧州原子核研究機構)から盗み出した甲斐があった」
反物質爆弾は幕張メッセごと7期から参加した怪物たちをこの世から消し去っていた……大勢の兵士たちと共に。
司令官の首輪から警告音が流れ出す。反物質爆弾の起爆スイッチを押したのは司令官自身だった。
「これにてアンチ連盟千葉連隊、全滅!」
そして大量虐殺の禁止を侵した司令官は、首輪の爆発で死亡した。
こうなることも、全て折り込み済みの作戦だった。
【一日目・3時00分/千葉県幕張メッセ跡地/天候・雨】
【ロリカード@HELLSING】死亡確認
【ジャイアンの母@
ドラえもん】死亡確認
【谷崎ゆかり@あずまんが大王】死亡確認
【脳噛ネウロ@魔人探偵脳噛ネウロ】死亡確認
【アンチ連盟千葉連隊兵士@アンチ連盟】全員死亡確認
【アンチ連盟千葉連隊司令官@アンチ連盟】死亡確認
アンチ連盟千葉連隊 全滅確認
「うーん、反物質爆弾は盛り上がりとしてはイマイチかなー」
バカ王子だけは生きていた。
実は、この作戦を発案したのは王子だったのだ。
【王子(バカ=キ=エル・ドグラ)@レベルE】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式
【思考】基本:面白いいたずらを考える
※実はアンチ連盟の一員でした。単に面白そうだという理由だけで参加したようです。
最終更新:2011年02月04日 00:48